Nanaさん Fashion Institute of Technology(FIT)  Textile/Surface Design科合格!!


Nanaさん 

2023年 Fall Semester

Fashion Institute of Technology(FIT)

Fashion Design科合格!!!

· なぜ留学を志しましたか?PI ART CENTERを知ったきっかけは何ですか?

アメリカのデザイン業界で働く事が目標なので、アメリカの美術大学に通う事に決めました。技術を得つつ、学生や教授と関わる中でアメリカの趣味嗜好を肌感覚で知ることが出来ると思ったからです。目標であるFITへの入学は一筋縄では行かないだろうと思ったので気合いを入れて準備を始めました。まずは、ニューヨークにあるいくつかの美術系予備校をウェブで調べてそれぞれコンタクトを取り、メールで質問したりやり取りをしました。その中で、1番レスポンスが早く丁寧で、歴史の長いPI art centerに決めました。通ってから分かった事ですが、PIの校舎はFITのほぼ隣と言ってよい場所にあり、FITの在校生の作品を見に行きがてら学校の雰囲気を知る事が出来たのは恵まれていたなと思います。モチベーション維持に役立ったように思います。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

合計7ヶ月間くらいです。

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか?PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

担当の先生と話し合って、作る作品の方向性を決めていきました。おおよその完成までのスケジュールを決めて、自宅で出来るところまでやる→翌週の授業で先生にチェックを貰い手直しという流れが多かったように思います。授業中、そもそもの受験におけるポートフォリオの意味合いや、大学卒業後の展望についてなど沢山の質問をしましたが、先生は業界者としてユーモアを交えつつ丁寧に答えて下さいました。我流では挑戦しなかっただろう技術を使った作品も完成したので、ポートフォリオに幅が出たのではないかと思っています。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

受験資格を満たすためにコミカレで単位を取得した事と(必要かどうかは人によります)と受験の為のエッセイです。エッセイは当たり前ですが英語ですので、とっても時間が掛かりました。

英語はどのようにして勉強しましたか?

英語のニュースサイトで情報を得たり、英語話者のVlogを英語字幕つきで見て言い回しを覚えていきました。PIでの授業ではデザインに関する用語や日常用語を、コミカレのクラスではフォーマルな文法を学べたと思います。

生活について

· 今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

アパート暮らしです。


どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

不動産会社を通して見つけました。

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

上の方を見上げると、メディアで良く見る煌びやかなニューヨークがあって、下を見下ろすと現実があるな(見たことないものがいっぱい落ちてるな)と思いました。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点は色々ありますが、お互いに助け合う気持ちが高い事だと思います。アメリカ全体に言える事かもしれませんが、杖を持ったり車椅子の方、ベビーカー持ちの方々などが助けが必要な場面で、間髪入れずにどこからか援助の手がやってきます。私が1番助かった点は、挑戦する人を応援する気概の高さです。基本的に"上手くいくよ"とか"楽しんで"とか肯定的に言って下さる方が多く、自分でも本当にそんな気がしてきます。あとは、ファッション関係の本社がニューヨークに集中しているので、インターンのチャンスが多そうなのも期待しています。

悪い点は、やはり治安と物価です。治安の方は最近になってだいぶ落ち着いてきた感じがしますが人通りのない道は遠回りになっても避けるようにしています。物価の高さはもうどうしようもないのですが、スーパーやドラッグストアなどのクーポンが溢れてるので活用すれば結構マシになります。

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

週に2回ほど午前中の授業を受けて、それ以外はコミカレの宿題、課題制作、書類準備をしていました。日常の雑務に追われて受験準備に時間を割けない時が多々あり、そういう時は気持ちばかりが先走っていたように思います。

スタッフの方々は、受験に関する事はもちろん日常での困り事などもフランクに相談に乗って下さるので助かりました。

・これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

留学に限らずですが、自分には難しいかな?と思える目標に、勇気を出して一歩踏み出した時点でそれはもう既に成功しているんだと思うようになりました。最初の一歩から経験して行く全てに意味が後からついてくるし、たとえ途中で逸れたとしてもそのまま道は続くと思っています(そうであって欲しいです!)。

こちらに来たばかりの頃、"ニューヨークは挑戦する人にとって良い街だよ"と在住歴の長い方から聞きました。その時はピンと来ませんでしたが、自分がその立場になってみると意味が分かってきたような気がします。刺激だらけの街なので、安全と健康に気をつけながら駆け抜けていきましょう。