
アート留学、ニューヨーク留学の目的
アート・デザイン(ファッション含む)を海外で学ぶ「アート留学」の目的はさまざまですが、多くの方が目指すのは、世界で活躍できるアーティストになることです。グローバル化が進む今、アートやファッションに興味を持つと、その関心は自然と世界へ向かいます。実際、日本ではあまり知られていなくても、海外で活躍する日本人アーティストやデザイナーは多数おり、多くが留学を経て活動拠点を築いています。そうした情報を得る中で、海外で学び挑戦したいと決心する人が増えています。
アート・デザイン留学の方法は大きく3つあり、①アート系大学への進学、②日本からインターン先を直接探す、③ビザを維持しながら学校に通い、現地でアート活動を続ける形があります。
海外の大学へは行くべきか?
本校では、学生に大学進学を強く勧めています。大学で得られる知識、人脈、経歴は、将来活動をするうえで非常に重要です。特に知識と人脈は、どの分野でも不可欠であり、一個人では得にくいものです。大学に進学することで、目指す業界でのスタートラインが大きく異なります。例えば、ニューヨークの大学でグラフィックデザインを学べば、教授やクラスメートとの繋がりができ、インターンや仕事のチャンスも広がります。
また、アメリカやイギリスには日本とは比べ物にならない数のアートスクールが存在し、各大学内に設けられた専攻の種類や専門性が段違いです。デザイン専攻一つとってもグラフィックデザインから最新のAIやVR、おもちゃのデザインまで専攻が設けられ学生の多様な興味に応えプロフェッショナルを育成する環境が揃っています。
画一的な日本の美術大学受験、教育とは違い、あらゆる才能、人種、バックグラウンドを持つ生徒を広く柔軟に受け入れ、生徒それぞれの才能やクリエイティビティーを育てることに重点を置くカリキュラムを英語で学ぶことによって、将来世界レベルでの活躍をするアーティスト、デザイナーになることができます。
誰でも挑戦できるアート留学
「海外留学」は日本では敷居が高いと感じられがちですが、インターネットや公共交通機関の発展により、実際は昔に比べて敷居が大きく低くなっています。実際、アメリカの留学生数は2023/24年度に1,126,690人に達し、前年から7%増加しました。インドからの学生数は前年比23%増の331,602人となり、初めて中国を上回りました。
海外の大学進学は難しいと感じるかもしれませんが、しっかりとした準備をすれば、それほど難しくはありません。アート系の大学に関しては、アートの経験がなくても、アートクラスでポートフォリオを準備すれば、アメリカのトップ大学進学も十分に可能です。
