Ayukaさん FIT Jewelry Design合格!!

Ayukaさん

Fashion Institute of Technology

Jewelry Design Major合格





1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか? 


小さい頃から海外に対して興味があり、特にアメリカのカルチャーが好きでした。日本の大学でも国際系を専攻し、アメリカで約1年間留学をしました。留学中進路について考えるようになった時、祖父の影響もあり自分がやりたいことはジュエリーデザインということに気づき、アメリカのジュエリー産業の中心地、ニューヨークに位置するFIT への受験を決意しました。受験のポートフォリオ作成を準備できる学校を探したところPIを見つけ、FITの隣にあるということもありPIに決めました。


2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか? アートの経験がなかったため初歩的なことから学びました。


ファインアート、ジュエリーメイキング、ジュエリーデザインなどがポートフォリオの内容だったため、ファインアート系とジュエリー系で分けて制作をし、色々なマテリアルを使っての制作やアナログ画からデジタル画まで様々なことを教えていただきました。


3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?


ポートフォリオの要件にジュエリーデザインだけでなく、ファインアートも含まれていたため、制作スピードや作品数が偏らないようにスケジュールを決め、そのスケジュール通りに制作するのに苦労しました。


4. NYではどのように生活をしていましたか? 


基本的に学校が開いてる日は朝から夜まで制作をし、円安や物価が高いこともあり、なるべく自炊をするよう心がけていました。Pay what you wishの美術館が多いためいろんな所に友達と行きました。


5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。 


大学は自分でネットでカリキュラムや大学の雰囲気などを調べて情報収集し、自分がやりたいことと合ってるかを比べながら決めました。FITのジュエリーデザインはデザインからメイキング、宝石学、ビジネスなど幅広く学べるカリキュラムであり、またジュエリー産業の中心地のニューヨークに位置してることもあり選択しました。


6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか? 


海外で生活するだけでも大変なのに、ポートフォリオ作成や英語のスコアなどが加わり、上手くやっていけるか不

安に感じる方が多いと思います。私の場合、生活のリズムを早い段階から作り、制作へのモチベーション保つために学校と私生活のメリハリをつけたのが大きかったです。また同じ美受験を志している友達の存在はとても大切ですし刺激をもらうので、周りの環境を大事にして健康に気をつけて頑張ってください。行動に移した時点で目標に近づいてます!

Shiinaさん FIT Fashion Design合格!!!

Shiinaさん

Fashion Institute of Technology

Fashion Design Major合格



1. 留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?


英語を話すことが好きだったのとアメリカのカルチャーやファッションが好きだった事もあり、日本の高校卒業後すぐにカリフォルニアの2年制カレッジに通い、Fashion Design メジャーで卒業しました。既にカレッジ卒業時には、アメリカで引き続きFashion Designメジャーのまま四年制大学に編入することを決めていたので、ファッションの中心地であるNYのFITに編入を志しました。PI Art Centerについては、FITに現在通っている先輩から教えていただき、通うことに決めました。


2. PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?


FIT編入において必須要件であるポートフォリオ作成を主に行いました。私のポートフォリオはコレクションのデザイン画をいくつも描いてまとめたものなのですが、カレッジ在学中に既に大学で行われたファッションショーでコレクションを持たせていただいていたため、デザイン画の描き方など基本的な事は分かっていたつもりだったのですが、Park先生の授業を受けて新たに学ぶ事もかなり多く、絵が得意な訳ではないのにここまで描けるようになるのか!と自分で驚きました。


3. 受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?


時間が有限な中でいかに自分のベストデザインを思いつけるかの戦いでした。制作期間中はインスピレーションを受ける機会をたくさん設けたり、人と会ったり、生活の中の小さな瞬間まで神経を研ぎ澄ませており、いかにデザインに生かせるかを考えていました。常にオンの状態だったので精神的にも疲労が激しかったですが、本格的に大学に入る前に、デザイナーとして生き残っていくにはこれよりもさらに厳しい世界なんだ、と知る良い機会だと思いました。TOEFLのスコア獲得と同時にこの生活を続けるのはかなりのマネジメント能力が必要だと思いました。


4. NYではどのように生活をしていましたか?


私がCAからNYに引っ越したタイミングはちょうど円安の時期で、家族に生活費や学費の全てを払ってもらっていた立場だったので、いかに無駄にお金を使わずに生活するかを心がけていました。本当に切り詰めて生活していたので、遊びにいったり、好きなものを食べるなど私生活でお金がかかる際に、いかに散財せず息抜きできるかが、ポートフォリオ製作、TOEFLスコア獲得に加え管理しなければならないものでした。


5. 大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。


カレッジ在学中にカリフォルニアのファッション大学FIDMとニューヨークのFIT、どちらにいくか迷っており、どちらもツアーを申し込んで見学しました。その後、雰囲気が私にはNYが合っていると感じFITを受験しました。FIDMもFITも、どちらにも良さはあると思うのですが、私立と州立とで生徒の雰囲気の差を一番に感じました。どちらも留学である時点でかなりの学費がかかりますが、州立ならではの低学費に加え、FITの校内の雰囲気、そして日々実力と並大抵では無い努力で生き残ってきているんだと実感できる生徒のレベルの高さに心惹かれました。


6. これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?


改めて海外で生活するという事は本当に大変だなと思います。莫大なお金を要するだけではなく、強靭な精神力とマネジメント能力が必須です。私にとって留学は行けば何とかなる!ものでは全くありませんでした、、、(笑)ですがその分、生活の中で感じる本当に小さな成長で鳥肌が立つほど感動したり、周りの人から褒められて認められたり、努力が報われる瞬間が必ず訪れることを知りました。留学に成功失敗は無いので、がむしゃらに努力して、自分を誰よりも信じるのみです!!


Emiriさん Ringling College Computer Animation & Art Center Entertainment Design合格!!!

Emiriさん

Ringling College of Art and Design

Computer Animation Major

$30,000奨学金付合格

Art Center

Entertainment Design Animation Track


留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?

元々親の趣味で海外旅行によく行っていたので、海外で住むことに憧れがありました。また子供の頃からアニメーションに興味があったこともあって、アメリカのアニメーション企業に勤めてみたいと思うようになりました。PIは日本で別の予備校に通っていた時にそこの学生さんに教えてもらいました。


PI Art Centerではどのようなことを学びましたか?

 PIでは自分が挑戦したことのない画材や描き方、それを見る人が楽しめるような形まで持っていく方法や大切さ、大変さを学びました。


受験するにあたって、何に一番苦労しましたか? 

 海外で一人で生活しながら自分の作品、特に大学に合格できるような作品を作って、向き合っていくのが大変でした。


NYではどのように生活をしていましたか?

 最初の一ヶ月はホームステイをしてその間に自分で物件紹介サイトなどを使い、ルームメイトを見つけました。普段はなるべく自炊をして学校にはお弁当を持ってきたりするようにしました。


大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。

大学は自分で調べたり、自分が志望しているジャンルに詳しい人に聞いたりしました。また、ポートフォリオレビューの機会もあるのでいろんな大学のプレゼンテーションを聞くのも情報収集に役立つと思います。私の場合元々アメリカのディズニーやピクサーなどのアニメーション制作に憧れがあったので、そういった場所で活かせる経験が得れて、そのまま就職を目指せるような大学を最終的に選びました。

 

これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

 なんでも自分で調べたり、人に聞いたりいろんな情報を集める癖とフットワークの軽さが大事だと思います。特に英語に慣れていない頃は、文字情報だけだと理解しきれないことがあるので、知りたい情報に精通している人に話を聞いたりすると文章を読むより理解しやすかったりそこから交友関係も広がったりします。周りに人がいてくれる環境を大事にしてそこに飛び込んでいく勇気を持つことが大切だと思います。

Yuzuさん Ringling College Illustration Major $36,000奨学金付合格!!!

Yuzuさん

2024年 Fall Semester

Ringling College of Art and Design

Illustration Major


留学をしようと思った理由を教えてください。また、PI Art Centerを知ったきっかけは何ですか?


大学受験の話になった時に、レールを敷かれたような普通の人生を歩むんだと思うと少し逸脱したことをしてみたいと思ったからです。 P.I. Art Center は海外の美大への入学方法を調べている時にネットで出てきました。


PI Art Centerではどのようなことを学びましたか


主に芸術に対しての考え方を学びました。作品を作る上でのバックグラウンドは、普通科の学校で行われる美術の授業では必要とされないので、初めての経験でした。


受験するにあたって、何に一番苦労しましたか?

     

英語です。作品制作との両立が難しく、1年ほど海外にいた割には英語力を伸ばせていないなと思いました。


NYではどのように生活をしていましたか?

2ヶ月ほどホームステイをした後にシェアハウスに移りました。物価が高いので基本的に自炊で節約しました。


大学はどのように探し、受験しましたか?また、最終的に進学を決めた学校を選択した理由を教えてください。


大学は、就きたい職業、会社が主に受け入れている人の卒業大学に遡って探しました。受験方法は全く分からなかったので、P.I.のスタッフや友達に聞きながら進めました。私がこの大学にしたのは、受け入れの英語力が低めで、学校の実力も他と比べてかなり上位であると判断したからです。


これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?


行動力あれば何とかなると思います。変な人と健康には気をつけてください。

Ayaさん SVA大学院 Design for Social Innovation& UAL Graphic Design Graduate Diploma合格!!

Ayaさん

2023年 Fall Semester

School of Visual Arts(SVA)

大学院 Design for Social Innovation

University of the Arts London Chelsea College of Art

Graduate Diploma Graphic Design


 

受験を終えて

・なぜ留学を志しましたか?PIを知ったきっかけは何ですか?

国外で美術を学びたいと思い、美術大学の受験準備ができ、必要なポートフォリオの作成ができる場所をネットで探していたところ、ここにたどり着きました。

・PI Art Centerにはどのくらいの期間いましたか?

初めは、四ヶ月(1セメスター)の予定で通い始めたが、もう1セメスター伸ばし半年の滞在にしました。

・実際にどのような授業をうけ、ポートフォリオを作っていきましたか、授業は役に立ちましたか?

とても役立ちました。美大に行くための受験勉強や作品と呼べるものを造ったことがなく、多くのことが0からのスタートでしたが技術レベルに合わせてドローイングを学べたり、作品を制作する過程で重要なコンセプトを現役アーティストと構想を練ったりと全てがとても新鮮で楽しく充実した時間でした。どの授業も講師の方は現役の教授やアーティストで、技術以外にもアイディアを膨らませるため、アーティストの紹介やギャラリー訪問の時間もつくってくださいました。

・受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

私の場合、美大受験経験なし、アメリカ留学経験なし、0からのポートフォリオ制作、英語のスコアも足りないなかの渡米だったので全てのことに苦労しました。時間を巻き戻せたら、NYに来る前に下記のことを自分におすすめしたいです。

出願校の英語の基準を事前にクリアしてから渡米

ポートフォリオの下準備、素材の調査、一貫性

日本人としての自分のアイデンティティの再思索

・英語はどのように勉強しましたか?

机に向かって勉強することが苦手なので、現地の人と話したり、美術館で好きなアーティストの本を買ったりしていました。

・これから留学を志す人へのアドバイスなどありますか?

迷ったら来るべし。

生活について

・今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか(ルームシェアなど)?

家具付きシェアーハウス

・住まいはどうやって見つけましたか?

友人の家に一週間泊めてもらい、その期間で家探しをしました。物件サイトやシェアハウスに問い合わせて内見をしてから決めました。

・初めてNYに住んだ印象を教えてください。

大抵は予想通りにはいかない。が毎日が新しく時間が足りない。(電車が来ない動かない、予期せぬ幸運的な出会い、ネズミに体当たりされる)留学生や移民の多さに驚くが、その分みな優しく助け合い精神が強いと感じました。

・生活中のNYの良い点と悪い点はなんですか?

家賃・物価がとても高く、街中は独特な匂いが常にするので生活は大変ですが、それを上回るほどの多くの良い出会いや挑戦できる場所がたくさんあると思います。

・PI Art Centerに通っている間の生活の流れはどのような感じでどのような感じでしたか?また、不安や不満などはありましたか?

PIにはスタジオがあり、授業がない日も作品やポートフォリオの制作で学校に通うことができたので出願直前は毎日学校に行っていました。日本の企業を退職して来たので、途中で挫折してしまうのではないか、本当に0からポートフォリオを完成させることができるのか、犯罪に巻き込まれないだろうかなど不安は山積みで無理かと思っていた大学院入学でしたが、一緒に進学を目指す人たちがいたり、PIの方々が毎日相談に乗ってくださったりし、奇跡的に合格できました。今となってはそんな心配はどこへやら と思うほど充実した日々でPIに来たことが正しかったと確信しています。

先生やアドバイザー件メンターのアーティスト、PIの皆さんにはとても感謝しています。

ありがとうございます!

Taisei君 SAIC SVA FIT 合格!!! 奨学金付き合格!!!

Taisei君

2023年 Fall Semester

School of Art Institute Chicago (SAIC)

$48000 奨学金獲得

School of Visual Art (SVA)

Design

Fashion Institute of Technology (FIT)

Communication Design







受験を終えて

· なぜ留学を志しましたか?PI ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

日本では普通の大学に通っていたのですが、海外美術大学に転入したく、そのために必要なポートフォリオなどの作成について調べていたらインターネットで出てきました。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

一年間。

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか

? PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

とても役立ちました。授業では主に、ドローイングなどの基礎的な技術面に加えて、作品を生み出す思考を向上させることなど幅広く学びました。そして、これまでは独学でしか、作品等を作ったことはなかったのですが授業という中で作品を作ることはこの先学校に入ってからも非常に大切なことだと思います。また、実際の美術大学の先生が実際にポートフォリオを提出する前から評価してくれることはとても心強かったです。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

英語のスコアです。 また、バランスよくポートフォリオを作ることが大切な中で、自分が得意としない内容のもの

の作品を作るのが大変でした。

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

基本的には、単語を増やしていくことです。また、具体的な方法などは、実際に自身も同じように受験したことのあるPIの日本人の方にアドバイスをしてもらいました。

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

特にないんですけど気合いがあれば大体のことはどうにかなります。

生活について

· 今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

ルームシェア

· どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

現地到着前からインターネット掲示板をみて、実際に到着してから内見してすぐ決めました。

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

当たり前だけど自分の常識とは180度違います。大変だけどすごく濃い一年でした。

·生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

物価がとにかく高く、日本の食材や日本食はとにかく高いです。今思えば危ないこともあったけど、人の活気がとにかくいいです。すごく刺激的な日々を送ることができます。

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

授業時間は長くないのですが宿題とポートフォリオ制作に追われ、日曜日以外の毎日は家とPIの往復という感じでした。その移動時間で英語を勉強するという1年間でした。なので作品に関しては特に不安はなかったのですが英語のスコアが超えられるかということが最大の不安でした。

Risakoさん School of Visual Art (SVA) Design Major奨学金付き合格!!!

Risakoさん

2023年 Fall Semester

School of Visual Art (SVA)

Design $94,000奨学金獲得

Fashion Institute of Technology

Communication Design

· なぜ留学を志しましたか?PI ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

夫の仕事の都合で、日本での仕事を辞め渡米することになったため、学生時代からの夢だったグラフィックデザイナーを目指すことにしました。PIについてはPI卒業生でカルアーツに合格した方のブログ記事を読み、存在を知りました。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

Advancedコースに2022年7月から2023年3月まで在籍して受験準備をしました。受験後は入学までの期間、ビザとスキル維持のためCoreコースに在籍しています。

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

1セメスターはGraphic Design、Drawing、Block Print Makingを受講しました。 2セメスターはSculpture、Abstract Painting、Figure Drawing、ポートフォリオ対策のクラスを受講しました。Advancedクラスでは先生から与えられた課題について自分でアイディアを出し、先生と相談しながら3週間ほどかけて1個の作品を完成させていました。ポートフォリオに提出した約20作品のうち8割はPIの授業で作成しました。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

秋入学の締め切りまで時間がなかったことです。また、アドビイラストレーターやフォトショップでデザインを作成した経験はありましたが、絵を書いたり何かを制作するなど手を動かす習慣がなかったのでアナログな作品のクオリティを上げるのに苦労しました。

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

渡米の半年以上前からオンラインTOEFL対策講座を受講しました。英単語も集中して取り組んだ結果、夏頃に最低目標の80点を取得できましたが、ポートフォリオ制作に集中するため、さらに上の目標の92点を目指すのは諦めました。

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

私は日本の大学を卒業し、社会人経験もありながら再度4年制の大学に入学することを決めました。遠回りをしている私のような人にもアメリカの大学は奨学金をくれ、懐の深さを感じました。美大留学は金銭的な面などから単に決断できることではないですが、準備をしていればチャンスが来たときに掴めるので出来ることから行動を起こすことをおすすめします。なお、TOEFLスコアは上がるまでに時間がかかるので、日本にいる間から対策しておくといいと思います!

生活について

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

ニューヨークのマンハッタンやブルックリンには美術館、飲食店、ヴィンテージショップなどなんでもあり、人が多く賑わっているところが東京に似ているな感じています。治安については、心配性ということもあり最初は外に出るのも怖くて緊張していましたが、最悪の想定をしていたせいか思っていたより治安は悪くなく、今まで怖い目に合うことなく快適に過ごせています。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点はギャラリーや美術館が多く、アートに触れやすい環境が整っているところ。 悪い点は物価が高いところ、汚くて臭いところ(徐々に慣れました)

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

月曜日から土曜日まで1日の大半をPIで過ごしました。準備期間が短かったこともあり、休みの日もスケッチを書いたり、課題制作に取り組み、遊ぶことは控えていました。PIは日本人学生が多く、日本語を話せるスタッフも何人かいたので、英語があまり話せない中でもそこまでストレスを感じることなく楽しく過ごせると思います。ポートフォリオについては、締め切りまで半年しかない中で、最初の1セメスター目はポートフォリオに載せられるようなアナログ作品があまり増えず焦っていましたが、2セメスター目からAdvancedクラスを追加した結果、作品数も増え、無事締め切りに間に合いました。

Nanaさん Fashion Institute of Technology(FIT)  Textile/Surface Design科合格!!


Nanaさん 

2023年 Fall Semester

Fashion Institute of Technology(FIT)

Fashion Design科合格!!!

· なぜ留学を志しましたか?PI ART CENTERを知ったきっかけは何ですか?

アメリカのデザイン業界で働く事が目標なので、アメリカの美術大学に通う事に決めました。技術を得つつ、学生や教授と関わる中でアメリカの趣味嗜好を肌感覚で知ることが出来ると思ったからです。目標であるFITへの入学は一筋縄では行かないだろうと思ったので気合いを入れて準備を始めました。まずは、ニューヨークにあるいくつかの美術系予備校をウェブで調べてそれぞれコンタクトを取り、メールで質問したりやり取りをしました。その中で、1番レスポンスが早く丁寧で、歴史の長いPI art centerに決めました。通ってから分かった事ですが、PIの校舎はFITのほぼ隣と言ってよい場所にあり、FITの在校生の作品を見に行きがてら学校の雰囲気を知る事が出来たのは恵まれていたなと思います。モチベーション維持に役立ったように思います。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

合計7ヶ月間くらいです。

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか?PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

担当の先生と話し合って、作る作品の方向性を決めていきました。おおよその完成までのスケジュールを決めて、自宅で出来るところまでやる→翌週の授業で先生にチェックを貰い手直しという流れが多かったように思います。授業中、そもそもの受験におけるポートフォリオの意味合いや、大学卒業後の展望についてなど沢山の質問をしましたが、先生は業界者としてユーモアを交えつつ丁寧に答えて下さいました。我流では挑戦しなかっただろう技術を使った作品も完成したので、ポートフォリオに幅が出たのではないかと思っています。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

受験資格を満たすためにコミカレで単位を取得した事と(必要かどうかは人によります)と受験の為のエッセイです。エッセイは当たり前ですが英語ですので、とっても時間が掛かりました。

英語はどのようにして勉強しましたか?

英語のニュースサイトで情報を得たり、英語話者のVlogを英語字幕つきで見て言い回しを覚えていきました。PIでの授業ではデザインに関する用語や日常用語を、コミカレのクラスではフォーマルな文法を学べたと思います。

生活について

· 今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

アパート暮らしです。


どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

不動産会社を通して見つけました。

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

上の方を見上げると、メディアで良く見る煌びやかなニューヨークがあって、下を見下ろすと現実があるな(見たことないものがいっぱい落ちてるな)と思いました。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点は色々ありますが、お互いに助け合う気持ちが高い事だと思います。アメリカ全体に言える事かもしれませんが、杖を持ったり車椅子の方、ベビーカー持ちの方々などが助けが必要な場面で、間髪入れずにどこからか援助の手がやってきます。私が1番助かった点は、挑戦する人を応援する気概の高さです。基本的に"上手くいくよ"とか"楽しんで"とか肯定的に言って下さる方が多く、自分でも本当にそんな気がしてきます。あとは、ファッション関係の本社がニューヨークに集中しているので、インターンのチャンスが多そうなのも期待しています。

悪い点は、やはり治安と物価です。治安の方は最近になってだいぶ落ち着いてきた感じがしますが人通りのない道は遠回りになっても避けるようにしています。物価の高さはもうどうしようもないのですが、スーパーやドラッグストアなどのクーポンが溢れてるので活用すれば結構マシになります。

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

週に2回ほど午前中の授業を受けて、それ以外はコミカレの宿題、課題制作、書類準備をしていました。日常の雑務に追われて受験準備に時間を割けない時が多々あり、そういう時は気持ちばかりが先走っていたように思います。

スタッフの方々は、受験に関する事はもちろん日常での困り事などもフランクに相談に乗って下さるので助かりました。

・これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

留学に限らずですが、自分には難しいかな?と思える目標に、勇気を出して一歩踏み出した時点でそれはもう既に成功しているんだと思うようになりました。最初の一歩から経験して行く全てに意味が後からついてくるし、たとえ途中で逸れたとしてもそのまま道は続くと思っています(そうであって欲しいです!)。

こちらに来たばかりの頃、"ニューヨークは挑戦する人にとって良い街だよ"と在住歴の長い方から聞きました。その時はピンと来ませんでしたが、自分がその立場になってみると意味が分かってきたような気がします。刺激だらけの街なので、安全と健康に気をつけながら駆け抜けていきましょう。

 

Yuaさん Fashion Institute of Technology(FIT) Fashion Design科合格

Yuaさん

2023年Fall Semester

Fashion Institute of Technology (FIT)

Fashion Design科合格!!!

· なぜ留学を志しましたか?PI ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

単に他の人と違うなにかかっこいいことがしたいと思っていたのもありますが、世界で活躍するファッションデザイナーになるのが夢で、英語はそれを可能にする1つの手段になると思ったので留学を決意しました。FITなどの有名美大に入学するために質の高いポートフォリオを準備することができる学校を探していたところPI ARTCENTERを知りました。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

約1年

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか?PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

FITファッションデザイン専攻のポートフォリオrequirementがファッションイラストレーションとソーイングプロジェクトだったので基礎から学びました。イラストレーションの方では顔、figureの描き方から、洋服の描き方、色塗りまでを教えてもらいました。ソーイングの方では、自分の考えたデザインを実際に作るのに必要な技術(採寸、パターンメイク、ドレーピング、ソーイングマシーンの使い方など)を中心に教えてもらいました。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

頭ではこの日までにこれを終える、と計画をたてていたのですがなかなか気に入ったデザインが思いつかなかったり、思うように縫えなかったりして結局締め切りに追われたことが大変でした。

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

日本にいる間に受けていたオールイングリッシュのTOEFL対策クラスは英語で話す機会も多く、とても役に立ったと思います。

生活について

· 今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

ルームシェア

· どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

ロサンゼルスからの物件探しで内見ができないというのもあり、現地のサイトで探すのは心配があったので日本のサイトを使って探しました。

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

やはり危険だなと感じることも少なくはありませんが、美術館やショッピングモールなどがすぐそばにあるので、ファッションに加えアート分野を勉強するうえでいろいろな刺激が与えられる場所だと思います。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

先ほどと少し被りますが、地下鉄やバスもあり美術館やショッピングモールといった場所へのアクセスが非常に良いことから、アート分野を志す人にとってはとてもおもしろくて、想像力を掻き立てられる場所ではないかと思います。悪い点は、治安と衛生の面です。日本とはかなり違うので、日頃できるだけ気をつけるようにしています。

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、安や不満などはありましたか?

朝起きて学校で授業を受け、授業後も宿題や作業を進めるために夕方くらいまで学校に残り帰宅という流れでした。時々先生と意見が合ないこともあり自分がやりたいことをやれているのか不安になることもありました。

Junya君 Ringling College of Design コンピューターアニメーション合格 

Junya君

2022年度 Ringling College of Design Computer Animation合格 奨学金$14,000!!

PI入学セメスター:2021 Summer

・生活について

今、またはPI在学中、どのような暮らしをしていますか、していましたか?(ルームシェア等)

 PI在学中はアッパーウエストサイドという地域のアパートのシェアルームに住んでいました。

どのようにニューヨークでの住まいを探しましたか?

 mixbという日本人向けのウェブサイトで探しました。

ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

 僕は日本では関西に住んでいたのですが、大阪と似ているような気がしました。それはニューヨークに住んでいる人々から感じるエネルギーやフランクさ、また街自体の賑やかな雰囲気が、東京というよりは大阪に近いなと思ったからです。

生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 良い点としては、様々な場所から人々が集まっているため、初めて知り合った人だとしても分け隔てなく接し合える点、またアメリカ屈指の都市なので、食べ物や娯楽には苦労しません。街中にギャラリーや美術館が沢山あるので、新しいアーティストなどを沢山知ることもできて刺激的です。

 悪い点としては物価が高いです。なので、地域のスーパーマーケット等などで冷凍の野菜や食品など(Trader Joe'sの冷凍のカレーはおすすめです)を買い溜めしたり、自分なりに工夫をして生活していました。

P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 基本的には午前中か昼には学校にきて、授業が3時間ほどあり、その後は自由に設備を使って作品制作をし、18〜19時には帰宅して自炊したり友達とご飯に行ったりというようなスケジュールでした。

受験を終えて

P.I. ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

 7ヶ月ほど在籍していました。

なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

 

 留学を考え出したのは大学2年生の頃で、その頃僕は得意な絵を使う仕事をしたいと思っていたものの、通っていたのは一般大学だったので、卒業後にもう一度日本の美大に通い直そうと考えていました。そんな時大学のゼミの教授にその事を相談をしたところ、海外の大学に行ってはどうだという話をしていただき、直感でそれだと感じ、またやりたい事があるなら若いうちに挑戦するべきだ(特に留学は就職してからではさらに腰が重くなる)という助言を頂き、アメリカの美大に進学して将来はアメリカで映画に携わるアーティストを目指すという道を選びました。その後ネットで日本人向けの海外美大対策をしている予備校を探していた時にPIを知りました。

 

P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 1日のスケジュールは前述通りだったのですが、僕が通い始めた時期はコロナ全盛期で最初の2ヶ月ほどはリモート授業が多く、さらに外国で1人で住むという事自体の不安がありました。ですが、本格的に授業が始まってからは他の生徒や先生と実際に関わっていくことで徐々に暮らしに慣れていき、課題や制作に追われつつもとても充実した生活を送る事ができていたと思います。

PI ARTCENTERではどのような事を学びましたか?

 PIで1番学んだ事は、妥協せず真摯に作品づくりに取り組んでいけば着実に良い作品になっていくという事です。ニューヨークに来てすぐの頃、まだ自分がアメリカの美大を受験するという実感がなく、課題等を妥協したり授業の前日に短い時間で仕上げたりと、自分の絵に対してあまり良い姿勢で向き合えていませんでした。しかし、先生やカウンセラーと話していく中でこれではダメだと自覚し、そこからは時間をかけて丁寧に作品制作を行っていきました。それらの作品を先生に見せた際、それまでには無かったような良い反応をいただけて、それが自信に繋がりどんどんその後の作品も良くなっていきました。この経験から地道に努力を重ねる事が才能以上にいかに大切であるか知る事ができました。

 

受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

 僕はアニメーション学科を志望していたので、オリジナルのストーリーやキャラクターを考え、それらを一から絵として形にしていく作業、そしてそれらに少しずつ修正をかけていって、受験で使える完成度まで持っていく過程はとても苦労しました。

P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

 PIでは1週間に3つの授業を受けていました。1つはフィギュアドローイングの授業で、目の前にいるモデルの方を見ながら数時間かけて木炭等でデッサンしていく授業でした。この授業は身体を描くうえでの基礎力を鍛えるのに役に立ちました。2つ目はキャラクターデザインやコンセプトアートの授業で、実際にニューヨークでイラストレーターをされている先生からキャラクターだけではなくストーリーの作り方まで様々なことを教えていただき、また課題も毎週出るのでそれにしっかりと応えていくことで作品のクオリティを徐々に上げることができたので助かりました。3つ目はドローイングの授業をとっていました。この授業ではアクリル絵の具を使ってキャンバスに絵を描いて、それを画家をされている先生に講評してもらい、また描いてを繰り返していました。デジタルではなく実際に絵の具を使って色について学ぶことができたので、その後デジタルで色をつける際にも作品の質がグッと上がったのでとても役立ちました。ポートフォリオに関してはそれぞれの授業で作ったものをそのまま使うことができたので、授業にも本気で取り組めるうえにポートフォリオも出来上がっていくので効率良く制作することがができました。

 

英語はどのようにして勉強しましたか?

 英語はニューヨークに来る半年ほど前からTOEFL対策の塾に通っていました。僕は学生の頃から英語が大嫌いで成績も悪かったため不安だったのですが、単語をひたすら覚えたり、過去問を何周も解いていくことでだんだんと英語の基礎力は上がっていきました。ただ渡米時は基準であるTOEFL80点には届いていなかったので、PIに来てからは外国人の先生や友達と積極的に会話をすることでリスニングとスピーキング力を鍛えていきました。その後、TOEFLではなくDETという比較的新しい試験をTOEFLと同じように使用できることを知り受験したところ、運良く1度目の受験で必要な点数を取ることができました。DETはTOEFLよりも価格が格段に安く、在宅で1時間で受けることができ、なおかつTOEFLよりも点数が取りやすいテストなので(個人的に)、英語が原因で海外受験を悩んでいる方にはめちゃくちゃオススメです。

これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

 留学は、行く前は不安な事ばかり考えがちですが、いざ行ってしまえば案外楽しく暮らしていけます。よく言われることですが、とりあえず行ってみる、とりあえずやってみることが大切な心持ちかなと思います。例えば、自分のことを誰も知らない土地で、日本語以外の言語を話して、新しい人たちと出会って、切磋琢磨しながら芸術の勉強ができると考えれば、こんなにワクワクすることは無いんじゃないでしょうか。留学は楽しんだもん勝ち、行動したもん勝ち、全部自分次第です。頑張ってください!

超名門難関美大、4校に合格!! 2022年 Yuriさん(仮名)

  • スクール オブ ビジュアル アーツ(SVA) : 合格! 年間 $20,000奨学金受領
  • アートセンター(Art Center): 合格! 年間$17,000奨学金受領
  • ファッション工科大学(FIT):合格!
  • プラット・インスティテュート(Pratt Institute):合格!

Yuriさん(仮名)作品

Yuriさん(仮名)作品

Yuriさん(仮名)作品

TORUくん 2019年トビタテ留学体験談

TORUくん

2019年度 トビタテ!留学JAPAN

IN NEWYORK

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まず始めに、P.I. Art Centerを知った経緯は何ですか?、また留学を決めたきっかけは何ですか?

ニューヨークにアートを勉強しに留学したいと思い、I-20を発行してもらえる学校をインターネット上で探していました。いくつかの候補の中でもP.I. Art Centerは自分で時間割を組み立てる事が出来て自由度が高くトビタテ留学の他の活動とも並行して授業が受けられると思い入学を決めました。

今現在、P.I. Art Centerではどのような授業を受けていますか?

Film History, Human and Animal Design, Character Design の3つの授業を受けています。Film History では1940年代~の映画について、他の2つの授業では鉛筆による人体デッサンやキャラクターデザインについて勉強しています。

トビタテ留学JAPANからの奨学金について教えてください。


トビタテ留学とは、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。 学生が自分自身で留学内容を計画し、選考に合格した場合、その留学計画に対し協賛企業から奨学金を給付して頂けます。学生であれば成績など関係無く誰でも応募することが出来、留学計画の自由度も高いのが特徴です。

トビタテから奨学金をもらうまでのプロセス・必要なものはどのようなものでしたか?、また準備にどのくらいかかりましたか?

トビタテ留学奨学金採択のために求められている物は「情熱・好奇心・独自性」の3つです。自分の留学計画にこの3つの要素を入れ込むことが奨学金採用への一歩だと思います」。僕は2度目のチャレンジで合格する事が出来たので、約1年準備に取り組みました。

トビタテ留学でニューヨークに留学参加前と後での、進路・心境の変化はありましたか?

ニューヨークでアートを学んだ事、また自分の将来について考える時間を持てたことで希望する進路も少し変化しました。具体的には決まってはいませんがクリエイティブな部分がある仕事に就きたいと考えています。

これからの進路・目標を教えてください!

帰国後も、P.I. Art Centerで学んだ事を伸ばしていって、もっとクリエイティブな人材になれるよう努力していきます!

FIT ファッションデザイン学科合格 KARENさん

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Karenさん

 

2019年度 (SPRING)

FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY


FASHION DESIGN (ファッションデザイン)科大学院入学


Question1

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)


クイーンズというエリアでルームシェアをしています。自室にバスルームが付いており、キッチンのみ共同で使用しています。



·       また、どのように今の住まいを探しましたか?


PI ART CENTER を紹介して下さった留学仲介会社の方に、提携先のシェアハウス会社を紹介していただきました。こちらから条件を提示した上で、それに沿った候補の部屋の写真や詳細をメールで送っていただき、その中から選びました。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。


 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。


良い点は、夢に向かってエネルギーを沢山持っている人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと頑張ろうと自分を高める原動力になります。悪い点は、物価が高い事です。


良い点は、夢に向かって精力的に活動している人が多くいる事です。自分とは違った夢を追いかけている人達と出会う度に刺激を受ける事ができ、もっと自分を高めようという意識を常に持つことができます。悪い点は、物価が高い事です。

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 

2017年の7月から2018年の2月まではアドバンスコースを受講し、ファッションイラストレートとファッションガーメントという洋服の製作方法を学びました。火曜日に1クラス、金曜日に2クラス、計3つのファッションのコースを受講していました。各授業時間は4時間です。それに加えTOEFLコースも平行して受講していたので約3時間の英語の授業を月曜日から木曜日まで週4回受けていました。3月からはイントロコースに変更し、ファッション関係の授業のみを週3クラス取っていました。


 

Question 2 受験を終えて


·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?


2017年の7月に入学しました。2017年の7月から2019年の4月まで約1年10か月在籍していました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?



私は中学生の頃に何度か短期留学を経験し、高校2年生の時にもアメリカに長期留学をさせていただきました。1年間の留学を終え、日本に帰国し進路を決めるタイミングで、自然と英語圏の大学も選択肢の1つでした。又、小さい頃から物を作る事や服をスタイリングする事が好きだったため、大学では自分の好きな事、ファッションを学ぼうと思っていました。海外、ファッション、大学をキーワードに進路を探したていくうちに、FITに出会いました。カリキュラム等を詳しく見れば見るほど、強く惹かれました。最初は自力で入学準備をしようと考えていましたが、調べていくうちに情報・機会の面でそれは難しいと判断し、留学会社に相談しました。そこでFITへ入学準備をするのにピッタリだという美大専門予備校があると教えていただき、PIを紹介していただきました。



 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?


最初の内は半年でポートフォリオ、TOEFL、エッセイ、全ての入学準備を終え一時帰国する予定をたてていたので全ての作業を猛スピードで行いました。ファッションのクラスからは毎回沢山の課題が出されたため、1番授業が大変な金曜日の前日にはほぼ毎回徹夜をし、時には寝ずに課題を仕上げて授業に出席することもありました。それに加え、TOEFLの勉強も平行して行わなければいけなかったので毎日寝不足で大変でしたが、とても毎日が充実していました。出願の締め切りに間に合わないのではないかという不安な気持ちを毎日抱いていましたが、全ての課題が自分の好きな事、夢を叶える為に必要なことだと考えるととても楽しかったです。


 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?


基礎であるボディの描き方、洋服の細部の描き方、パターンの引き方や、ミシンを使った洋服製作等ポートフォリオ作成に必要である技術を1から教えていただきました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 


私は洋服を作るという作業は幼少期から趣味で行っていたのでミシンを使い製作する作業に関して苦労することはありませんでした。しかし、描く事に関しては今までラフスケッチでしかデザイン画を描いたことが無かったため、細部にまで拘って描くということに非常に苦労しました。


·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?



最初はボディ、デザインの描き方、色鉛筆、絵具の使い方等基礎を丁寧に教えていただき、その後3か月は基礎を完璧に習得する為に出される課題に取り組みました。例えば、違うポーズをしたボディを10体描くよう課題を出された事がありました。自分では自信を持って提出した10体が全てやり直しだと言われ続け、心が折れそうになる事もありましたが、練習すればするほど上手く描けるようになり、修正するボディの数が減る度にとても嬉しかったです。私はドローイングに関しては無知の状態でPIに入学したので、イラストレートの授業で習った全ての事がポートフォリオ製作に置いて大変役に立ちました。ガーメントの授業では、パターンの引き方やミシンの応用の使用法を教えていただきました。




·   英語はどのようにして勉強しましたか?


最初はTOEFLコースも受講していたので、半年間は週4、学校で勉強していました。TOEFLに関しては授業のみの勉強で十分だと思い込み、家ではポートフォリオ製作に集中していました。しかし実際のTOEFLのテストを受けてみると1日3時間の学校の授業だけでは足りないと痛感させられるほどのスコアでした。ポートフォリオ製作が落ち着いた後、心機一転TOEFLに集中し、必死に自主勉強しました。約1か月毎日欠かさず10時間TOEFLの為に時間を費やし、目標スコアを取得しました。私は長期でコツコツと積み重ねて勉強するよりも、短期間で集中し勉強する方が合っていたのだと思います。問題の出し方等を分析し、過去問をとにかく解き、スコア習得に向けて対策しました。



·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-


留学をしたいなと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て吹き飛びます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。


留学をしたいと心で思っていても実際に行動に移す事は簡単な事ではないと思います。私も異国で大学に通うという選択をする事に自信が持てなかった時期がありましたし、家族が精神的、金銭的に背中を押してくれていなかったら今頃は日本で生活していたかもしれません。しかし私は沢山の方からのサポートを受け、選択した今の人生がとても楽しく幸せで充実していて、留学をして心から良かったと思っています。未知の世界に飛び込む事に対して不安が沢山付きまとうと思いますが、見知らぬ土地で自分の夢を叶えるという経験は人生において大切な宝物の日々になります。そして憧れの志望校からの合格通知を手にした瞬間は全ての苦労や、心が折れそうになり泣いてしまった日々、辛かった思い出が全て報われます。ここに書かせていただいた私の体験談が皆さんの1歩を踏み出す手助けになれば幸いです。



YOSHITAKAくん 2019年 アート短期留学キャンプ in New York

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yoshitakaくん



2019年度 アート短期留学キャンプ IN NEW YORK

   まずはじめに2週間キャンプの感想をお願いします

2週間はあっという間でした。日本では絶対に見ることができないものを体験する機会、美術が好きな人がこれだけ集まるという機会などに恵まれていたと思います。

日々かっこいいと思えるものに出会え、色々な人種が集まるニューヨークも素晴らしいと思えました。

 2週間キャンプを知った経緯はなんですか?

ニューヨークのアートシーンが盛り上がってることをSNSで知り、興味を持ち始めた頃、P.I.Art Centerのホームページをみつけたことです。

実際に授業を受けてみて良かった点や苦労した点はありますか?

さまざまなジャンルの授業を受けることで、それぞれの分野で学んだことが別の分野でも活かせるということがわかりました。例えばグラフィティで学んだ構成は作品を作るときの構図の決定に活用することができるということや、ペインティングで学んだ色に関する知識は写真を撮る時の光と色彩の関係を考えさせてくれるということなどです。

 また、どのクラス、アクティビティーが一番良かったですか?

プリントワークの授業です。自分のデザインが日常で使用できる形になるという喜びを感じ、より多くの人にみてもらえる方法を考えることができました。

作品をプロダクトデザインとして落とし込むことによって、アートに対してあまり興味のない人の目に触れ、関心を持ち始めるきっかけになるのではないか、ということも考えました。

 2週間キャンプに参加してみて参加前と参加後で心境や進路の変化はありましたか?

毎日アートに触れるので日本にいるときと比べて格段にやる気が出ました。また、他の学生の作品をみて、勉強できることや気づいた点があり、スキルアップにもつながったと感じます。

日本に帰って、したいと思うことやアイデアが増えました。

 最後にこれからの進路、目標や夢がありましたら教えてください!

ニューヨークの街中にはギャラリーやグラフィティ、些細な看板のデザインなどがすぐ目に入り、日本と比べて格段に多いです。

なんとなくではありますが、将来日本の街並みにアートを増やすことに貢献し、カルチャーとして作り上げていきたいと感じました。自分がプロジェクトを企画する側か、実際にデザインをする側になるかなどはわかりませんが、日本の街にもっと芸術を増やしたいです。

道を歩く人が目に触れた作品が、その人の心を少し明るくできるような街を作りたいと思いました。


MOMOKAさん 2019年トビタテ留学体験談

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momokaさん



2019年度 アート短期留学キャンプ IN NEW YORK


まず始めに、2週間キャンプを終えて率直な感想をお願いします!


とても楽しかったです!やった事のないアートの授業を受けられとても刺激を受けましたし、1番はいろんな国の友達が出来たことです!キャンプに参加している方々はとても優しくて個性的な人達ばかりなので出会えてよかったなと思っています。このご縁に感謝です。



 2週間キャンプを知った経緯はなんですか?

私はトビタテ留学Japanという高校生の留学支援プロジェクトの5期生として留学をしているのですが、元々はアート留学が希望でした。トビタテ留学Japanは好きな事留学、つまり自分のしたい事で留学するというものです。私に与えられた支援期間は3週間、どの学校で勉強しようと学校の先生と悩んでいた所インターネットでこのキャンプをみつけました!

このキャンプは2週間あり内容もアートの勉強が盛りだくさんでNYの観光にも行ける!まさに私にうってつけだと思いました!残りの1週間はNYでホームステイをし、観光や英会話を学びました。


 実際に授業を受けてみて良かった点や苦労した点はありますか?

先生方がとても優しく指導して下さり、楽しかった!という記憶しかありません笑
私達の個性を一緒に引き出しつつ授業を進行し作品のアドバイスをして下さったので一日一日とてもいい出来の作品が作れました!


また、どのクラス、アクティビティーが一番良かったですか?

1番楽しかったのはファッションデザインです。ファッションにはあまり興味がなかったのですがその時間に作った作品が一番いい出来でしかもとっても楽しかったです!!


2週間キャンプに参加して心境の変化はありましたか?

変わりました!180度!!
私はこのキャンプに来る前、空間デザインにとでも興味があったのですが、いまはファッションの文化に興味があります。キャンプ中に行ったFITの影響だと思います。

 最後にこれからの進路、目標や夢がありましたら教えてください!

もう1回NYに戻ってきてファッションの文化を学びたいです!

RIONさん 2019年 アート短期留学キャンプ IN NEW YORK

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RIONさん



2019年度 アート短期留学キャンプ IN NEW YORK




 2週間キャンプを知った経緯はなんですか?


日本の大学だけでなく、海外の大学について知りたい思いインターネットで調べていたところこの2週間キャンプを見つけました。



 実際に授業を受けてみて良かった点や苦労した点はありますか?


やはり授業は全部英語で、聞き取れないところがたくさんあり大変でした。しかし、英語が分からなくても、質問すれば丁寧に教えて下さりとても助かりました。また、日本と違って先生がとても友好的です。しきりに、「I like this 」と言ったり、「good job」と誉め言葉を下さいました。その人の良さを見つけ、褒めてくれるところが良かったです。先生のメールアドレスやInstagramを教えてくれました。日本と違うなとひしひしと伝わってきます。



また、どのクラス、アクティビティーが一番良かったですか?


すべての授業の内容は、初めてのことばかりでとても新鮮でした。中でも印象に残っているのが、自分のバッグをプリントする授業です。私は最初ほかの人が描いた絵を真似てプリントするつもりでしたが、先生に「誰かの作品じゃなく、自分のオリジナルをプリントしなさい。他人に影響されないで」と言われ自分が考えた絵をプリントしました。普段は自分の絵に自信がない私ですが、先生や友人など周りからたくさん褒められ少し自分に自信が持てるようになりました。



2週間キャンプに参加して心境の変化はありましたか?


英語力をつけようと一念発起しました。

またキャンプに来ていた韓国人や中国人の方にとても上手に喋る人がいて驚きました。韓国人や中国人とはいままで、話したことがなく、ニュース上のイメージしかありませんでしたが、英語で一緒に話してみると皆親切な方でした。いろんな文化や言語を紹介したり、英語の学び方を教わりました。本当にいい経験でした。

また、キャンプで一緒になったルームメイトの方に素晴らしいデジタルの絵を見せてもらい刺激になりました。4年間毎日努力して上達したと言います。私ももっと努力しなければいけないなと感じました。



 最後にこれからの進路、目標や夢がありましたら教えてください!


私はイラストレーターになりたいのですが、まだ自分はどこの大学に行きたいのか明確ではありません。まだまだ情報不足なので、今後調べていくつもりです。その際は自分はどんな環境で学びたいのか、どの卒業生がいるのか、どの先生のもとで教えてほしいのか、このような事を参考にして進路を決めたいです。



Cal Arts キャラクターアニメーション合格 Ayaさん

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Ayaさん

 

2019年度

CAL ARTS (CALIFORNIA INSTITUTE OF THE ARTS)

CHARACTER ANIMATION 入学

カルアーツのキャラクターアニメーション科に3回目の受験で合格しました。

小さい頃から絵を描くのは好きでしたが、特に得意というわけでもずっと描いていたというわけでもありませんでした。日本では文学部にいたので、アートは受験に向けてゼロからのスタートでした。

最初の受験時は日本の美術予備校に通っていたのですが、そのときは不合格。今思えば基礎も身についていない状態で何をどう頑張ったらいいのかもわからないままあたふたと締め切りを迎えたのでポートフォリオと呼べるものでは全くありませんでした。カルアーツは合否発表後にアドミッションにメールをすると自分のポートフォリオのフィードバックをスカイプやメールでしてくれるのですが、1度目のポートフォリオはスカイプしてくださった方に笑われるほど画力も中身もないものでした。

もう一度しっかりと基礎からやり直そうと思い、引き続き日本で外国人のアーティストの方の元でデッサンとアナトミーを勉強しました。その後、P.I. Art Centerからカルアーツに合格した方からカルアーツの元教授で元審査員の先生のことを聞いていたので、渡米し、2回目の受験を迎えました。が、この時も不合格。少しずつ画力はついてきたような気はしたのですが、それでもフィギュアドローイングなどはまだ面白いものや、いろんなバリエーションは描けていませんでした。加えて、コンセプトの方はまだまだ浅く、1度目のポートフォリオよりは進歩したかもしれませんが、カルアーツに合格できるレベルではありませんでした。まだまだ作品に“自分を出す”ことができていませんでした。

私が3回のポートフォリオ制作で最も苦労したのは、コンセプトでした。2度目の後もカルアーツからフィードバックをいただいたのですが、フィルムメーカーになる準備ができているかを見たいのだからもっとストーリーのアイデアやキャラクターを見せて欲しいと言われました。技術の面ではこう描けるようになりたいと思うアーティストを見つけては模写をして、スケッチやフィギュアドローイングを日々続ければ自分の理想に少しずつでも近づくことができると思います。ですが絵が上手いだけでは受かりません。自分のパーソナリティーを作品を通して伝えること、自分の作品で何を伝えたいか、何を伝えるためにそれを描いたのか、伝えたいことが伝わるような作品になっているかを常に考え、3度目のポートフォリオを提出する瞬間までそこがブレていないか念頭に置きながら作品作りをしました。

合格した時のニューヨーク、 P.I. Art Centerでの制作期間中は、IELTSで英語の方はスコアを取れていたので、ほぼ毎日外部のフィギュアドローイングセッションに行っていました。体調を崩さないように規則正しい生活を送りたかったので朝から昼にかけてクロッキーに行き、その後はP.I. Art Centerの空いているスタジオで他の作品作りをしたり、模写をしたり、スケッチに出かけたりしていました。スタジオでは他の専攻の生徒も作業をしているので、ファッション専攻の友達が服を作っているのを見たり、ファインアート専攻の友達が立体作品を作っているのを間近で見たりと、自分と同じように目標に向かって頑張っている生徒が周りにいる環境で作品作りをできたのは非常にいい刺激になりました。彼らがいたから自分も最後の最後、締め切り当日まで諦めずにポートフォリオを完成させて無事出願し、合格できたと思います。

P.I. Art Centerでは、カルアーツで先生と審査員をされていた方に習っていたので、基本的に描きためたドローイングやスケッチブックを授業で見せてアドバイスをいただいていました。カルアーツはフィギュアドローイングには最低枚数が指定されているので限られた時間内で作品数を増やし、より良いものを描くことが必須です。さらに授業外でたくさん描いてこないとフィードバックももらえず、先生に真剣さも伝わらないと思います。カルアーツは推薦文も必要なので、熱意を見せること、どれほどに行きたいかを伝えることは重要ですし、その方がより多くの情報をくれます!

ドローイング以外では生徒一人一人に個別の課題を出してくださったりして、こういう作品を入れた方がもっと強いポートフォリオになるとアドバイスをしてくださいました。

こういう風に書きなさいと押し付けたり否定するような教え方ではなく、私が描いてきたものをもとに、それをもっとブラッシュアップさせ、面白いドローイングにするために、こうしてみたら?など、描いてきたものを見て、その書き方やアイデアを元にどう発展させたら面白くなるか、そのやり方をフィギュアドローイング以外にも活かしたらどうかとアドバイスしてくださったので、やる気を失うことなく、もっといい作品を作ろうというモチベーションに繋がりました。また、以前は自分の好きな画風やアーティストばかりを見ていたのですが、いろいろな画風のアーティストを紹介してくださり視野が広がりました。その先生が描く絵も大好きだったので、授業中は自分が描くと言うよりもいつも先生が描いているのをただ見ていることが多かったです。それくらい学べることがたっくさんあるので、たくさん質問したり、たくさん描いているところを見た方がいいです。

ポートフォリオに入れる作品選びも手伝って頂いたのですが、ポートフォリオは一枚一枚の絵も大切ですが全体のバランスや構成も重要になるので、実際に審査員をやっていたその先生の意見をいただけたのはとても貴重でした。

ドローイング以外にもアーティストステイトメント(エッセイ)や作品の編集の仕方まで教えてくださったので、全てにおいてとても感謝しています。

P.I. Art Center を選んだきっかけはこのカルアーツ出身の先生がいたからなのですが、スタッフの皆さんがどなたもとても話しやすく不安なことがあってもいつもいつも話を聞いてくれるので心強かったです。日本人以外のスタッフの方々でも、授業をとっていない先生たちでも相談に乗ってくださったり、作品にアドバイスをくださったりするので積極的にたくさん話しかけることがとても大切だと思います。行き詰まった時や作品の案が浮かばない時にいつも話を聞いてくれたスタッフの方達には感謝でいっぱいです。

受験を終えて今振り返ってみるとああすれば良かったと思うところは挙げればきりがないかもしれないですが、一番大事なのは楽しむことだと思います。受かるために描いて作品を作るのではきっと自分も楽しめませんし、審査委員にも見透かされると思います。

過去2度の受験時は合格したいという気持ちが先行してしまい、どうしたら受かるかばかりを考えていました。ですが、大学は自分のやりたいことをする環境であってゴールではないので、自分がどういうアーティストになりたいのか、何をどう表現したいのか、自分が作品作りを楽しんでいるかを常に頭で思い描きながら作品作りをした方が必ずその先の自分のためになります。

もし迷っていることがあれば、まずはP.I. Art Centerのアドバイザーの中沢さんでも、行きたい大学のアドミッションでも相談した方がいいと思います。どんなに小さなことでも一つ一つ丁寧に答えてくださるので、不安をなくせると思います。自分一人で頭の中で悩み続けてもそこから抜け出せないので、まずは誰かに聞くことが大事です。

これを読んでいる方が一人でも最初の一歩を踏み出せますように!




SVA(大学院) ファインアート合格 Mahoさん

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MAHOさん 


2019年度 (FALL)

School of visual arts


大学院 Fine Art (ファインアート)科大学院入学

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

ブルックリンでルームメイト6人とルームシェアをしています。

  

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

仲介料を節約したかったのと、自分の目で物件やルームメイトの雰囲気を掴みたかったので、住まいは現地に着いてから探しました。あらかじめ各地域の特徴と物件探しに必要な日系と現地の掲示板だけ調べてからニューヨークに来ました。到着してからは目星をつけた地域の宿に10日ほど滞在し、たくさん連絡をとって内見に行き今のお家を見つけました。 

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

自分から積極的に主張して求めれば応援してくれる人や協力してくれる人がとても多く、日本にいた時より人の温かさを実感しています。また、治安の度合いが東京に似ていると思います。

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 良い点は街全体が生きていてエネルギーに満ちている事。アートも食も暮らしも幅広く色んな物が図鑑みたいにぎゅっと集まっている事。強い意志を持ってニューヨークに来る人が多いので、共に刺激し合い頑張る仲間がたくさんできる事。

悪い点は物価が高い事。


·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

大学院進学コースの時は週に授業が4コマ、内2コマが個人授業でした。授業以外の時間はコースのスタジオが24時間週7日使えたので、出願までは休みなくそこで毎日制作をしていました。

 

〜受験を終えて〜

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

私は7月に入学をし、翌年の4月まで10ヶ月間PIにお世話になりました。7月から12月末まで大学院進学コース、1月からはIntroコースに切り替えて授業を受けていました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

自分が学びたい環境が海外にしか無かったので留学を志しました。日本の美大を卒業した後進学を決意し一時は日本の大学院も目指したのですが、専攻によって学ぶ領域がかなり絞られてしまい、作品によって表現方法が異なる私が「ここだ」と思える学校がありませんでした。そこで海外の大学院を調べ始めた所、専攻をまたいで授業を受けられる学校が多く、ジャンルの垣根を超えた表現や、専攻を一つに絞らない事を推奨する学校がたくさんある事を知りました。進学するならこういった環境しかないと思い、留学を決意しました。

美術留学に関してネットで調べていた時にP.I. Art Centerを知りました。以前から小さい頃に住んでいたアメリカに戻りたいと思っていたので、アメリカの美大の合格実績が高く、英語で美術を学ぶ事ができ、入試に必要な推薦文を書いていただけるPIへの入学を決めました。

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

ファインアート専攻の多くの学校は1月の上旬から中旬が出願の締切なので、そこから逆算をして大まかなスケジュールを立てました。12月までは作品制作(毎月1~2作品を制作)と志望校の情報集めを、12月と1月は制作をしつつ文章と写真編集、ポートフォリオのバランスを整える事を中心に行っていました。出願後は面接の準備をして過ごしていました。本当に目が回る忙しさで常に満身創痍でしたが、作る事が心底楽しく辛い時でも毎日が充実していました。この上なく濃密で幸せな時間を過ごせるよう支えてくれた家族、PIの皆様、友人には本当に感謝しています。

不安だった事と言えば、1月の頭まで作品数が足りていなかったので、ポートフォリオが間に合うのか常にヒヤヒヤしていました。また、出願校全ての合否が分かるまでは生きた心地がしませんでした(笑)。ですが同じ立場で頑張っている生徒や、全力でバックアップして下さる先生とスタッフの方々がいたので、とても心強かったです。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

【作る】作品制作・ポートフォリオの作成(作品の撮影、写真編集、バランス調整)

【書く】エッセイ・キャプション

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

作品数が全然足りていなかったので、ハイペースで制作しなければいけない事がとても大変でした。

どんなに急いでも一月に出来る作品は1つか2つが限界。時間が無いのに作りたい作品は時間を要するものばかり。楽しくてしょうがないのに時間だけが足りない。そんな葛藤の連続でしたが、「受験のための」作品は例えポートフォリオが間に合わなくて不合格になっても絶対に作りたくないと再確認してからは、とにかくギリギリまで作り続けました。先生方やスタッフの方々に幾度となくご迷惑をおかけし、ハラハラさせてしまいました。それでもいつも助けてくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

私は個人授業2コマ、ポートフォリオ制作の授業1コマ、写真の授業1コマを受けていました。4つの授業全てで満遍なく作る事と書く事を行っていました。具体的には、

【作る】

作品制作と作品の撮影は基本的に授業時間外で行っていました。授業では準備してきた作品のコンセプトに関して話し合ったり、フィードバックやアドバイスを受けてから修正を加えたりしていました。また、写真の授業では作品の見せ方や編集の仕方に関してとても丁寧に教えていただきました。基本的に入学時期や出願時期、バックグラウンドが様々な生徒が一緒に授業を受けるので、自分が必要としている事と自分ができる事を積極的に主張すると、求めている事に全力で答えて下さる熱心な先生方ばかりでした。

【書く】

文章は主に個人授業で見ていただきました。あらかじめ書いてきたエッセイや各作品のキャプションに関して話し合ったり、添削をしていました。日英の文章の書き方の違いや、英語での文章の見せ方を教えていただきました。時間をかけて何度も書き直す事が作品への自身の理解を深め、ブレているように見えた作品の数々の共通点を見つける事が出来ました。書く事が徐々に制作する時のコンセプトと連動していき、芯が見つかる事でその後の制作や面接対策がスムーズに行えました。書くことが苦手な私に辛抱強く付き合ってくださり、書くことの大切さを教えていただきました。

特に個人授業でお世話になったアーティストの先生に出会わずして合格は成し得なかったと思うので、本当に感謝してもしきれません。授業では作品の方向性に指示を出すわけではなく、自ら決断をして納得出来るように導いて下さいました。また、毎週時間をかけて話す事が出来たので、言葉では説明しにくいニュアンスを伝える事が出来たり、学部の時から悩んでいた自分が制作をする上での核の部分をちょっとずつ理解できるようになりました。日本の美大にいた時から悶々と作れない事が続いていたのですが、その状況を打開出来るきっかけを下さった先生に出会えた事は、今後アーティストとして生きていく上でかけがえのない宝物です。


·   英語はどのようにして勉強しましたか?

私は机に向かって勉強ができないタイプなので、聞く事と喋る事に重点を置いて学びました。子供向けアニメなどの単純なストーリーの番組を、英語で字幕を付けずに理解できるまで反復して観る事を行っていました。ストーリーが複雑な番組や映画は英語の字幕を付け、分からない単語が出る度に調べ、字幕なしで観れるまで繰り返して観ていました。セリフを覚えるまで観ると自然と言葉の数が増え、さらにそれを日常生活でも使う事で(日本にいる場合は鑑賞しながら登場人物に被せてブツブツ呟く)生きた言葉として身につくと感じています。

TOEFLに関しては内容を理解する事より、コツを掴む事に力を入れました。また、必要な点数は取ってからニューヨークに来ました。その他事務手続きや各種証明書の翻訳なども日本にいる間に行うと留学中はアートにどっぷり集中でき、気持ちにも余裕が生まれると思います。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-

もし留学をするかしないかで悩んでいるのであれば、私はこのタイミングで留学する事はおすすめしません。なぜなら弱気になっている時、その迷いは追い討ちをかけたり甘えの原因になるからです。留学をフル活用するためにも、焦る事なくしっかり納得するまでしつこく悩みきって下さい!環境が変わっても結局は全て自分次第です。だからこそ、悩みぬいて決めた覚悟があれば留学は怖いもの無しです!その覚悟は必ず自分を大きく成長させ、実り多い留学の原動力となってくれます。パッションとても大事!


.   最後に将来の夢、やりたい事を教えてください!-- 

死ぬまでアーティストとして自分の作品を作り続ける事!



FIT ファッションデザイン学科合格 KOUさん

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Kouさん

 


2019年度 (Spring)

FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY


FASHION DESIGN (ファッションデザイン)科大学院入学

Question1

· 今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

日本人4人でのルームシェアをしてます。部屋はみんな個室で、キッチンとバスルーム

は共同で使ってます。

· また、どのように今の住まいを探しましたか?

ニューヨークに着く前にMixBというサイトで見つけてオーナーの方とメールで連絡を取り合って契約しました。私はたまたまいい物件が見つけてよかったのですができればニューヨークに着いて直接物件を見に行ってから契約する方がいいと思います。


· ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

来るまでは治安の方が少し心配でしたが思ったより安全で治安もいいと思います。もちろん危ない地区もあって場所によっては気をつけた方がいいですが住んでる地域が住みやすいのもあって夜も普通に出歩いてます。


· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

個人的に悪いと思う点は家賃がとても高いです。もっともではないですが一人暮らしは難しいと思います。もちろん一人暮らしをしている友達もいますが、ほとんどの方はルームシェアをしてます。私は友たちからアドバイスを受けてアストリアにしました。マンハッタンよりは手頃で治安もいいですしマンハッタンとも近いのでおすすめです。良い点は食品は基本何でも揃ってて、食べ物には困りません。日本スーパーも普通にあるので日本の食材もそちらから入手できます。あと、何より世界中から集まるたくさんの人に会えるので視野も広がります。


· P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

金曜日にファッションに関する4時間の授業二つとその他の授業一つと、計三つの授業を取ってました。授業じゃない日はカフェで勉強したり、ニューヨーク巡りしたりしました。


Question 2 受験を終えて

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2018年3月に入学して8ヶ月のポートフォリオコースと、2ヶ月のCore Studyコースを取って、計10ヶ月通いました。

· なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

本当は高校の時にファッション関係に進学しようと思ってましたが才能がないと難しい世界だと思い不安になり一度諦めました。しかし、大学3年の時にやっぱりファッションやりたい!と思ってファッションについて勉強しようと思いました。日本でもデザインは学べましたが英語をマスターしたかったのともっと様々な人にあって視野を広めたいと思いニューヨーク留学を決めました。P.I. ARTCENTERはインターネットでニューヨーク、アート予備校と調べたら出ました。


· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

最初はそこまででしたが後半ポートフォリオ制作する時期は休みの日も学校に通って作業しながら忙しい日々を送ってました。不安や質問がある時は、その都度先生に聞いて解決していたので不安や不満は特にありませんでした。


· PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

主に大学に提出するポートフォリオ制作です。フィギュアの描き方、服の描き方からデザインの仕方まで丁寧に教えてくれました。


· また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

初心者だったのでポートフォリオもそうですが何よりTOEFLスコアだと思います。私は状況が特別で結局TOEFLスコアは必要なくて大丈夫でしたが、周りでポートフォリオが完成してもTOEFLスコアが足りなくて苦労する人も多かったです。


· P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

上でも述べたようにアドバンスの授業で最初はフィギュアの描き方、服の描き方、デザインの仕方、服の作り方を学び、後半はポートフォリオ制作に突入しました。教えてくれる先生がとても熱心でポートフォリオ制作に当たって親身になって丁寧に教えてくれたのでとても助かりました。


· 英語はどのようにして勉強しましたか?

単語を覚えたり映画を見たりして勉強しました。


· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

英語に自信ない、デザイン経験のゼロで不安な方も多いと思います。私もそうでした。それでも最初から無理だと諦めないで欲しいです。今だにP.I. ARTCENTERで教えてもらう前に絵もちゃんと描けなかった私がポートフォリオを制作して大学に合格できたことが不思議に思えます。英語もまだまだで今だに授業で苦労することがありますし、違う国に住むことで慣れないこともうまくいかないこともあると思います。それでもなんとかなりますし、もし留学することになったら、あまり難しく考えないでせっかくの留学をできるだけ楽しんで欲しいです。あとこっち来て後悔したことは、来る前にもっと英語を勉強すればよかったことでした。ポートフォリオ制作はこっちに来てからも間に合うので英語の勉強はできるだけ早く始めた方がいいと思います。必ず良い経験になると思うので皆さんの留学を応援してます。



FIT テキスタイル学科合格 N.Nさん

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N.Nさん

 

2019年度

FASHION INSTITUTE OF TECHNOLOGY

TEXTILE DESIGN (テキスタイルデザイン)科大学院入学

日本で大学四年生だった私は、平和構築や世界情勢を学ぶ傍ら、「人生は一度きり、なら昔から興味のあるアートを職にしてみたい」と思うようになりました。失敗してもまた違うことに挑戦したらいいという単純な理由が留学を決意した決め手でした。

PIを選んだ理由は、「アート 留学 どうする」とyahoo.japanで検索し一番初めにヒットしたのがP.I. Art Centerで、その他に海外大学を目指す学校は見つからず、また学校が多くの大学合格者を輩出している実績があったからです。正直、身近にPIの卒業生の知り合いもいないため、不安でしたが、芸術大学受験について何も知識がない私は、他に頼るあてもなく、トライするしかないの一心でした。

大学を卒業し、卒業式にも出ず、急いで来た当初は新しい生活に戸惑うことも多く、気持ちがなかなか落ち着かず、周りの素晴らしい作品を作る生徒を見て圧倒され、もどかしい気持ちでした。しかしながら、授業が進むにつれ、生活にも徐々に慣れ、集中することができました。私が参加したコースはOne on oneのクラスは含まれていないものの、初めにスッタフの方と相談して受講するクラスが決まるので、個人に合ったレベルで学ぶ事ができました。実際に初めて受けて見て、自分と合わないクラスは相談して変更することが可能でしたので、スムーズに学ぶことができました。9月に入学した私には、入学時の段階で、応募する大学も学部も決めていませんでしたが、秋入学をどうしても実現させたかったので、1月の締め切りに間に合わせなければならず、入学月を入れて約4ヶ月しか残っていなかったため、当初はクラスを受けていても、焦りの気持ちが大きく、自分が何をしているかも分からず、何も知らないのにこのままで本当に間に合うのかと不安の気持ちがありました。しかし、焦らず、先生の出す課題をしっかり考え、自分のクラスがない日も学校に朝から晩まで通い、地道に行えば、作品は徐々に形になっていき、それに伴い実力は後からついてくると分かりました。指導経験豊富な先生は、自分のアイデアをより洗練されたものへするアドバイスをしてくれ、ポートフォリを着実に制作することができました。そのお陰で、11月にFITで行われたポートフォリオレビューでは大変良い評価をいただけ、それが受験する上で大きな自信につながりました。

アドバイスやクラスで学んだ技術を生かし、自分なりの作品を作ることが良いポートフォリオを作る秘訣だとは思いますが、先生や学校のスタッフの皆さんのおかげで、そのサポートがあったからこそ、短期間で基礎から実力を伸ばせ、FITに無事に合格できたと思います。

もしアート留学に興味があり、何から始めて良いか分からないなら、この学校に相談してみれば安心できるかなと思います。費用の面をカバーできれば、留学に挑戦してみることを勧めたいです。