Risakoさん School of Visual Art (SVA) Design Major奨学金付き合格!!!

Risakoさん

2023年 Fall Semester

School of Visual Art (SVA)

Design $94,000奨学金獲得

Fashion Institute of Technology

Communication Design

· なぜ留学を志しましたか?PI ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

夫の仕事の都合で、日本での仕事を辞め渡米することになったため、学生時代からの夢だったグラフィックデザイナーを目指すことにしました。PIについてはPI卒業生でカルアーツに合格した方のブログ記事を読み、存在を知りました。

· PI ART CENTERにはどのくらいの期間いましたか?

Advancedコースに2022年7月から2023年3月まで在籍して受験準備をしました。受験後は入学までの期間、ビザとスキル維持のためCoreコースに在籍しています。

· PI ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? PI Art Centerの授業は役に立ちましたか?

1セメスターはGraphic Design、Drawing、Block Print Makingを受講しました。 2セメスターはSculpture、Abstract Painting、Figure Drawing、ポートフォリオ対策のクラスを受講しました。Advancedクラスでは先生から与えられた課題について自分でアイディアを出し、先生と相談しながら3週間ほどかけて1個の作品を完成させていました。ポートフォリオに提出した約20作品のうち8割はPIの授業で作成しました。

· 受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

秋入学の締め切りまで時間がなかったことです。また、アドビイラストレーターやフォトショップでデザインを作成した経験はありましたが、絵を書いたり何かを制作するなど手を動かす習慣がなかったのでアナログな作品のクオリティを上げるのに苦労しました。

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

渡米の半年以上前からオンラインTOEFL対策講座を受講しました。英単語も集中して取り組んだ結果、夏頃に最低目標の80点を取得できましたが、ポートフォリオ制作に集中するため、さらに上の目標の92点を目指すのは諦めました。

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

私は日本の大学を卒業し、社会人経験もありながら再度4年制の大学に入学することを決めました。遠回りをしている私のような人にもアメリカの大学は奨学金をくれ、懐の深さを感じました。美大留学は金銭的な面などから単に決断できることではないですが、準備をしていればチャンスが来たときに掴めるので出来ることから行動を起こすことをおすすめします。なお、TOEFLスコアは上がるまでに時間がかかるので、日本にいる間から対策しておくといいと思います!

生活について

· ニューヨークに初めて住んでみてのニューヨークの印象を教えてください。

ニューヨークのマンハッタンやブルックリンには美術館、飲食店、ヴィンテージショップなどなんでもあり、人が多く賑わっているところが東京に似ているな感じています。治安については、心配性ということもあり最初は外に出るのも怖くて緊張していましたが、最悪の想定をしていたせいか思っていたより治安は悪くなく、今まで怖い目に合うことなく快適に過ごせています。

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点はギャラリーや美術館が多く、アートに触れやすい環境が整っているところ。 悪い点は物価が高いところ、汚くて臭いところ(徐々に慣れました)

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

月曜日から土曜日まで1日の大半をPIで過ごしました。準備期間が短かったこともあり、休みの日もスケッチを書いたり、課題制作に取り組み、遊ぶことは控えていました。PIは日本人学生が多く、日本語を話せるスタッフも何人かいたので、英語があまり話せない中でもそこまでストレスを感じることなく楽しく過ごせると思います。ポートフォリオについては、締め切りまで半年しかない中で、最初の1セメスター目はポートフォリオに載せられるようなアナログ作品があまり増えず焦っていましたが、2セメスター目からAdvancedクラスを追加した結果、作品数も増え、無事締め切りに間に合いました。