SVA

SVA(大学院) ファインアート合格 Mahoさん

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MAHOさん 


2019年度 (FALL)

School of visual arts


大学院 Fine Art (ファインアート)科大学院入学

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

ブルックリンでルームメイト6人とルームシェアをしています。

  

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

仲介料を節約したかったのと、自分の目で物件やルームメイトの雰囲気を掴みたかったので、住まいは現地に着いてから探しました。あらかじめ各地域の特徴と物件探しに必要な日系と現地の掲示板だけ調べてからニューヨークに来ました。到着してからは目星をつけた地域の宿に10日ほど滞在し、たくさん連絡をとって内見に行き今のお家を見つけました。 

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

自分から積極的に主張して求めれば応援してくれる人や協力してくれる人がとても多く、日本にいた時より人の温かさを実感しています。また、治安の度合いが東京に似ていると思います。

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 良い点は街全体が生きていてエネルギーに満ちている事。アートも食も暮らしも幅広く色んな物が図鑑みたいにぎゅっと集まっている事。強い意志を持ってニューヨークに来る人が多いので、共に刺激し合い頑張る仲間がたくさんできる事。

悪い点は物価が高い事。


·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

大学院進学コースの時は週に授業が4コマ、内2コマが個人授業でした。授業以外の時間はコースのスタジオが24時間週7日使えたので、出願までは休みなくそこで毎日制作をしていました。

 

〜受験を終えて〜

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

私は7月に入学をし、翌年の4月まで10ヶ月間PIにお世話になりました。7月から12月末まで大学院進学コース、1月からはIntroコースに切り替えて授業を受けていました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

自分が学びたい環境が海外にしか無かったので留学を志しました。日本の美大を卒業した後進学を決意し一時は日本の大学院も目指したのですが、専攻によって学ぶ領域がかなり絞られてしまい、作品によって表現方法が異なる私が「ここだ」と思える学校がありませんでした。そこで海外の大学院を調べ始めた所、専攻をまたいで授業を受けられる学校が多く、ジャンルの垣根を超えた表現や、専攻を一つに絞らない事を推奨する学校がたくさんある事を知りました。進学するならこういった環境しかないと思い、留学を決意しました。

美術留学に関してネットで調べていた時にP.I. Art Centerを知りました。以前から小さい頃に住んでいたアメリカに戻りたいと思っていたので、アメリカの美大の合格実績が高く、英語で美術を学ぶ事ができ、入試に必要な推薦文を書いていただけるPIへの入学を決めました。

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

ファインアート専攻の多くの学校は1月の上旬から中旬が出願の締切なので、そこから逆算をして大まかなスケジュールを立てました。12月までは作品制作(毎月1~2作品を制作)と志望校の情報集めを、12月と1月は制作をしつつ文章と写真編集、ポートフォリオのバランスを整える事を中心に行っていました。出願後は面接の準備をして過ごしていました。本当に目が回る忙しさで常に満身創痍でしたが、作る事が心底楽しく辛い時でも毎日が充実していました。この上なく濃密で幸せな時間を過ごせるよう支えてくれた家族、PIの皆様、友人には本当に感謝しています。

不安だった事と言えば、1月の頭まで作品数が足りていなかったので、ポートフォリオが間に合うのか常にヒヤヒヤしていました。また、出願校全ての合否が分かるまでは生きた心地がしませんでした(笑)。ですが同じ立場で頑張っている生徒や、全力でバックアップして下さる先生とスタッフの方々がいたので、とても心強かったです。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

【作る】作品制作・ポートフォリオの作成(作品の撮影、写真編集、バランス調整)

【書く】エッセイ・キャプション

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

作品数が全然足りていなかったので、ハイペースで制作しなければいけない事がとても大変でした。

どんなに急いでも一月に出来る作品は1つか2つが限界。時間が無いのに作りたい作品は時間を要するものばかり。楽しくてしょうがないのに時間だけが足りない。そんな葛藤の連続でしたが、「受験のための」作品は例えポートフォリオが間に合わなくて不合格になっても絶対に作りたくないと再確認してからは、とにかくギリギリまで作り続けました。先生方やスタッフの方々に幾度となくご迷惑をおかけし、ハラハラさせてしまいました。それでもいつも助けてくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

私は個人授業2コマ、ポートフォリオ制作の授業1コマ、写真の授業1コマを受けていました。4つの授業全てで満遍なく作る事と書く事を行っていました。具体的には、

【作る】

作品制作と作品の撮影は基本的に授業時間外で行っていました。授業では準備してきた作品のコンセプトに関して話し合ったり、フィードバックやアドバイスを受けてから修正を加えたりしていました。また、写真の授業では作品の見せ方や編集の仕方に関してとても丁寧に教えていただきました。基本的に入学時期や出願時期、バックグラウンドが様々な生徒が一緒に授業を受けるので、自分が必要としている事と自分ができる事を積極的に主張すると、求めている事に全力で答えて下さる熱心な先生方ばかりでした。

【書く】

文章は主に個人授業で見ていただきました。あらかじめ書いてきたエッセイや各作品のキャプションに関して話し合ったり、添削をしていました。日英の文章の書き方の違いや、英語での文章の見せ方を教えていただきました。時間をかけて何度も書き直す事が作品への自身の理解を深め、ブレているように見えた作品の数々の共通点を見つける事が出来ました。書く事が徐々に制作する時のコンセプトと連動していき、芯が見つかる事でその後の制作や面接対策がスムーズに行えました。書くことが苦手な私に辛抱強く付き合ってくださり、書くことの大切さを教えていただきました。

特に個人授業でお世話になったアーティストの先生に出会わずして合格は成し得なかったと思うので、本当に感謝してもしきれません。授業では作品の方向性に指示を出すわけではなく、自ら決断をして納得出来るように導いて下さいました。また、毎週時間をかけて話す事が出来たので、言葉では説明しにくいニュアンスを伝える事が出来たり、学部の時から悩んでいた自分が制作をする上での核の部分をちょっとずつ理解できるようになりました。日本の美大にいた時から悶々と作れない事が続いていたのですが、その状況を打開出来るきっかけを下さった先生に出会えた事は、今後アーティストとして生きていく上でかけがえのない宝物です。


·   英語はどのようにして勉強しましたか?

私は机に向かって勉強ができないタイプなので、聞く事と喋る事に重点を置いて学びました。子供向けアニメなどの単純なストーリーの番組を、英語で字幕を付けずに理解できるまで反復して観る事を行っていました。ストーリーが複雑な番組や映画は英語の字幕を付け、分からない単語が出る度に調べ、字幕なしで観れるまで繰り返して観ていました。セリフを覚えるまで観ると自然と言葉の数が増え、さらにそれを日常生活でも使う事で(日本にいる場合は鑑賞しながら登場人物に被せてブツブツ呟く)生きた言葉として身につくと感じています。

TOEFLに関しては内容を理解する事より、コツを掴む事に力を入れました。また、必要な点数は取ってからニューヨークに来ました。その他事務手続きや各種証明書の翻訳なども日本にいる間に行うと留学中はアートにどっぷり集中でき、気持ちにも余裕が生まれると思います。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-

もし留学をするかしないかで悩んでいるのであれば、私はこのタイミングで留学する事はおすすめしません。なぜなら弱気になっている時、その迷いは追い討ちをかけたり甘えの原因になるからです。留学をフル活用するためにも、焦る事なくしっかり納得するまでしつこく悩みきって下さい!環境が変わっても結局は全て自分次第です。だからこそ、悩みぬいて決めた覚悟があれば留学は怖いもの無しです!その覚悟は必ず自分を大きく成長させ、実り多い留学の原動力となってくれます。パッションとても大事!


.   最後に将来の夢、やりたい事を教えてください!-- 

死ぬまでアーティストとして自分の作品を作り続ける事!



SVA(大学院) ソーシャルイノベーション デザイン科合格 Mayuさん

Mayuさん

2016年度

SCHOOL OF VISUAL ARTS

Design for Social Innovation科入学

 

 

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

ミャンマー出身のシェアメイト6人で暮らしています。部屋は個別で、キッチン、バスルームを共同で使っています。

 

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

P.I.Art Centerに不動産会社を紹介してもらい、そこを通じて見つけた物件です。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

人種と文化と言語の坩堝、世界にはこんなにもいろいろな人がいるんだ!ということを肌で感じられる最高の街です。 

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点は、人と人との距離が近いこと、自然体でいられることだとと思います。それから電車に乗っている間に音楽やパフォーマンスの見物ができるところも魅力です。レベルの高いアーティストもいるので、無料で見せてもらってとてもお得な気持ちになります。加えて、無料のギャラリーがたくさんあり、アイディアに行き詰まった際、そういった場所でinspirationを得られる点も素晴らしいです。

悪い点は特にありませんが、公衆トイレがほとんどないというのがちょっと不便ですね。

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

午前中から昼過ぎまで4〜5時間程度、TOEFLの自主勉強をし、その後2時間程度授業の課題に取り組んだのち学校へ登校、授業終了後帰宅したら、引き続き、課題やデッサンの練習、ポートフォリオ制作などを夜中2時くらいまでやっていました。学校の授業も合わせると1日15時間くらい勉強&制作していたと思います。 

 

受験を終えて

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2015年9月に入学し、2016年の4月まで在籍させていただきましたので、計8ヶ月ほどお世話になりました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

前職でアフリカなどの途上国支援の仕事に従事するなかで、ビジュアルなデザインのパワーを強く実感したことがきっかけでデザインの勉強をしようと思い立ちました。日本国内ではなく”留学”を志したのは、日本だけではなく、世界のデザインやアートを学びたかったからです。P.I.Art Centerについては、デザインやアートの経験がゼロの私でも大学院受験の指導をしてくれる学校はないかなとインターネット検索をしていて見つけました。 

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

生活の流れですが、上記でも記載した通り、食事と睡眠以外は、TOEFLの勉強とポートフォリオ制作漬けの毎日で、自宅と学校の往復しかしていませんでした。受験準備中は、ポートフォリオ制作が間に合うのか、常に焦燥感に駆られる毎日でしたが、自分を信じて頑張りました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

学校では、Graphic design、デッサン、Painting、3D installation、Digital illustration、3D modelingなどを勉強、制作しました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

私はデザインの経験もなく、英語もゼロだったので、すべてに苦労しました。が、やはりTOEFLには最後まで泣かされました。TOEFLは時間をかけた分だけスコアが伸びると思うので、対策はなるべく早めに始めた方がいいと思います。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

どのようなポートフォリオを制作すればいいのか皆目わからず、迷える子羊状態でNew Yorkに来たのですが、その方向性を提示してもらえたのが一番役に立ったと感じています。方向性を決めることは、受験対策をする上で、最も重要なポイントなのではないでしょうか。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

様々な分野で活躍している人の英語の講演を英語と日本語の字幕付きで聴ける”TED Talk”というiPhoneアプリも活用しました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

私のように、デザイン経験ゼロ、英語ゼロでも、本気でやれば必ず道は開けると思います。準備するなかで辛いことも多々あるかと思いますが、自分を信じて、絶対に諦めずに突き進んで下さい。

 

SVA(大学院) ファインアート合格 Sayaさん

Sayaさん

 

2016年度

SCHOOL OF VISUAL ARTS

MFA Fine Art学部入学

 

Question1

· 今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

マンハッタンイーストビレッジにアパートを借りています。ルームシェアなどはしていないです。


· また、どのように今の住まいを探しましたか?

当時はニューヨークに来たばかりで右も左も分からない状態だったので、地道にStreetEasyというサイトで見つけた物件を一軒一軒見せて貰い、今の所を探しました。

 

· ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

日本は東京出身ですが、そこまで変わらないという印象です。着いたばかりの頃(約2年前)はどこもかしこも見覚えがなく、悪いところばかり見えてきて不安しかありませんでしたが、さすがに2年も経つと特にマンハッタンはよく練り歩きましたので最早庭のような感覚です。むしろ東京よりも地図は分かりやすく、歩いているだけで楽しいので飽きません。

 

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

地下鉄がいくら乗り継いでも一定料金なところは本当に助かります。人間の適当さは、良くも悪くもありますが私は割と好きです。

悪い点はとにかく街が不衛生なところと、物価の高さです。あと地下鉄の気まぐれさには未だに予定を狂わされます。基本的に信用できる交通手段は己の足のみです。

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

授業のある日は基本的にずっとPIにいてポートフォリオ作りをしていました。1日何も授業が入っていない日などはギャラリーを見に行ったり、適当に街を歩いたりしました。

 

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2015年の5月頃から、約1年間お世話になりました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

アメリカへ留学へ行きたいとは卒業前からずっと考えていたので、日本の美大を卒業後すぐにニューヨークへ来ました。

PIは大学院へのポートフォリオ制作についてどうしようか、インターネットで検索したときに一番にヒットしたので知りました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

入学してすぐは周りに大学院進学を目指す生徒があまりおらず、不安もありましたが、時が経つにつれスタジオに生徒も増え、ともに頑張る仲間がいることでとても勇気づけられました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

作品作り、エッセイを中心に大学院受験に向けて準備していました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

作品は勿論ですが、何よりエッセイが一番時間がかかったと思います。日本語でも苦労するものを、違う言語で如何に自分の思っている通りに伝えることができるか、多くの先生に手伝って頂き完成させることができました。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

大学院を卒業し今アメリカで成功されているアーティストの先生や、同じ夢を持つ友達、たくさんのコネクションを作ることができ、情報交換や大学院のオープンスタジオ、ギャラリーなどに共に足を運んだりしました。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

PIでのアメリカ人の先生とのマンツーマンのセッションがかなり英語の勉強になりました。

 

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-

 海外で、しかも受験をするとなると不安もたくさんあると思いますが、得るものは確実にたくさんあります。頑張ってください!

SVA イラストレーション科合格 Eriさん

ERiさん

 

2016年度

School of visual arts

illustration学部入学

 

 

 

 

 

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

 

以前はルームシェアをしていましたが、現在は一人暮らしをしています。

 

 

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

 

ルームシェアの家はAdd7というウェブサイトで、現在の住まいは日系の不動産屋に依頼をして探しました。

 

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

 

いろんな顔を持った素敵な街だなぁと思います。同じニューヨークなのに、電車に乗って数駅先の改札を出るだけで、そこにはさっきまでいた場所とは全然違う雰囲気が流れているんです。緑の多い公園と高層ビル郡が隣り合っていたり、英語以外の看板がずらっと並んでいる異国情緒たっぷりなエリアがあったり、混雑したせわしい通りを抜ければ静かな川岸に着いたり、散策し甲斐のある街です。飽きる気配が全くありません。一つのものに固執していない、多様性を持ったこの街が、すごく魅力的だと思います。

 

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 

まず、非常に便利です。電車でどこにでも行けるし、Wi-Fi完備のカフェやレストランがあちらこちらにあるし、日系のスーパーや病院、レストランや美容室にも行けるし、生活の中で特に不自由さは感じません。それから、多様な人種が混在している街ですので、外国人として悪目立ちしないところです。英語にアクセントがあって当たり前、バックグラウンドが違って当たり前という街のおおらかさが心地良いので、それが今の精神的に安定した生活に繋がっているんだと思います。

 

逆に、悪い点とまでは言わないのですが、常に日本の食べ物や商品を手に入れる機会に恵まれている分、 "The America感" は正直なところ薄れると思います。以前は日本人もほとんどいない、日本の物なんて手に入らない、そして車が主な交通手段という田舎の州にいたため、ニューヨークに来た当初はそう思わざるを得ず、かなり拍子抜けしてしまいました。日本から直接来られる方にとっては、ホームシックになりにくそうだから良いのかな?と思いますし、まさにアメリカンな生活を望まれている方にとっては、選ぶべき留学先はニューヨークではないのかもなとも思います。

 

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 

クラスは基本的に毎日午後4時〜8時まででした。朝もしくはお昼過ぎからP.I.に行き、課題に取り組むことが多かったです。作品作りに追われている時期は、一日中P.I.で過ごすことが多かったですね。前述の通り授業は夜からでしたが、朝からP来て頑張るクラスメイトが沢山いました。一緒にお昼を食べたり、カフェで息抜きをしたり、作品について意見を聞いたりして、忙しいスケジュールの中でも自分としては楽しく過ごせていました。そういった仲間の支えには心から感謝しています!

 

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

 

2015年の1月に入学しました。1+3プログラム (SVAに行きたい方にとっては利点いっぱいのコースです!)を取ったため、約1年間いました。

 

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

 

絵描きや物作りは子供の頃から好きでしたが、やはりそれをただの趣味として終わらせることなく、将来の仕事に繋げたいと一念発起したのがきっかけです。一度あるアメリカの美大で6週間のクラスを体験したのですが、知識豊富な教授兼現役アーティスト、同じ目標に向かって切磋琢磨し合える仲間、最新の設備に恵まれている美大ならではの環境がとても魅力的で、当時通っていた大学を辞めて美大進学を目指したいと思いました。インターネットでP.I.の存在を知り、ここなら美術初心者の私でもサポートしてくれそうだなと思い、入学を決意しました。

 

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

授業が終わるのが基本的に夜で、帰宅が毎日遅かったので、不規則な生活にならないように気をつけました。健康でいることが全ての資本だと思うので、食生活や体調管理には気を配りました。掃除、洗濯、料理等は、時間のある午前中や週末にまとめて終わらせて、夜帰宅してからやらねばならないことをなるべく減らすようにしていました。生活の中で不満だった面としては、当時はルームシェアをしていたので、キッチンやバスルームが思ったように使えなかったり、家に帰っても完全にリラックスできなかったことです。ただ、日本にいればルームシェアをする機会がなかなか無いと思うので、ニューヨークならではの経験だと割り切って、前向きに捉えるようにしていました。

 

 

·   P.I. ARTCENTERではどのような事をしましたか?

 

1年間を通して、ペインティング、ドローイング、スカルプチャー、グラフィックデザインのクラスを取りました。絵の具にゴツゴツした素材を混ぜてペインティングしたり、紙ではなくTシャツをキャンバスにドローイングしたり、扱いが難しい素材を扱ったスカルプチャー作りに挑戦したりと、斬新で興味深いことをたくさん体験することができました。P.I.でお会いする先生方は、お一人お一人本当に素晴らしいです。型にはまったような授業ではなく、毎回新鮮で興味の湧く指導をしてくださいます。外に出てギャラリーを巡ったり、公園でスケッチをしたりなど、アクティブな授業も大好きでした。どれも参加型で実践編のクラスばかりでしたので、P.I.を終える頃には作品が沢山完成しました。

 

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

 

ポートフォリオ作りとか、TOEFLの問題とか以前に、志望校をなかなか定められなかったことです。イラストレーション学科というのは元々決めていたのですが、せっかくだからその分野に強くて教育の質の高い美大に行きたいという思いから、学校リサーチをすればするほど分からなくなってしまいました。学校によってポートフォリオの必須条件が異なるので、早く志望校を定めてそこに向けたポートフォリオ作りに専念したかったのですが、フラフラと迷っていた時期が長くて焦りました。例えば締め切り間際になって、こんないい学校があったんだ、ここにも出願したかった、などと後悔したくなかったのです。時間はかかりましたが、イラストレーション学科のある大学を、アメリカに限らず各国片っ端から調べ上げました。P.I.のスタッフの方々や、先生方にも何度となく相談に乗って頂きました。そういうプロセスを経て、自分で納得した上でSVAに決めることができて、今はとても満足しています。

 

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

現役のアーティストや美大講師による、リアルな英語での授業です。アートというと、ただキャンバスに向かって絵を描いて、言葉なんてあまりいらないんじゃないかと思われがちですが、そんなことは決してありません。例えば、作品を作っていると先生が横に来て、直すべきところを早口でまくしたてることがあったり、それに対して何か自分が思うことがあるのなら、黙っていないで言葉にして伝えねばなりません。作品を作って、はい終わり、ではないんです。皆の作品を壁に並べたと思ったら、自分の作品についてどう思うか、他人の作品の良い点と悪い点、気付くことは何かなど、批評をし合う場が設けられます。アートについて英語で意見を述べる練習の機会を与えてもらえたのは、これからSVAに進学した際に必ず強みになると思っています。

 

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

 

まとまった時間机に向かって鉛筆を動かすこと "以外" の勉強方法を実践していました。朝起きた瞬間から、ラジオをかけるなり、リスニング用のCDを流すなりして支度を始めます。日中は隙間時間を見つけては、好きな英文記事を読んだり、podcastを聞いたり等。息抜きには洋楽を聞いたり、アメリカ人が投稿したYoutubeビデオを見たり(アメリカ英語が学びたかったので)、英語で日記をつけたり独り言を言ってみたり。そして、夜眠りに落ちる瞬間まで、教材に付属のCDやpodcastを聞くんです。付箋に覚えたい英単語やフレーズを書いて、家中の目につく箇所に貼って、そこを通る度に見るようにしていました。洗面所にも沢山貼って、歯を磨く際や髪を乾かす間にも、見て声に出して暗記。覚えたらどんどん新しいのと交換。こういうことを繰り返して、苦痛を感じることなく、気付いたら勉強してたという状況に自分を置いていました。

 

それから、今日は単語だけに集中するとか、リスニングだけやろうとか、一つに絞らずにどの分野も毎日満遍なく勉強した方が絶対に特です。なぜなら、全ての分野がそれぞれ繋がっているからです。リーディングの教材からライティングに使えそうなフレーズを見つけられることもありますし、スピーキングを強化すれば、面白いことにリスニングもかなり上がります。TOEFLではどれか一つの分野が欠けていると、総合点で見たときにかなり足を引っ張ることになりますので、バランス良く勉強するのが一番効率が良いのではないでしょうか。

 

P.I.ではアートだけでなく、TOEFLのクラスも受けることができます。英語の勉強をどこから始めたら良いか分からない方はまずそこから始めてみて、コツが掴めてきたら独学に切り替えるのも一つの手だと思いますよ。

 

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

 

美術初心者だし美大なんて夢の夢。。。と思われている方、この日本語訛りの英語でどうやって生活していくの。。。と不安しかない方、お気持ち深くお察しいたします。誰にでも、何事に置いても、最初の瞬間ってありますよね。これまで自分が何をしてこようと、今現在自分が何をしていようと、いくつ歳を重ねていようと、新しいことを始めるタイミングって絶対に制限されるべきではないと思うんです。私事になりますが、これまでに大学を2回辞め、世間では就職するべき年齢になってから美大進学を決断しました。迷ってるぐらいならまずはやってみればいいとは言うものの、もちろん留学にはそれなりの費用がかかりますし、国をまたぐからにはそれなりの覚悟も必要だと思いますし、日本に残して行く家族や親戚や友達のことが気がかりでしょうがない気持ちも痛いほど分かります。ただ、もし状況が許されるのであれば、ぜひ行動に移されることを身をもっておすすめします。自分自身に限らず、これまでP.I.で出会ってきた沢山の仲間もそうであるように、最後はみんないい顔して卒業しています。ぜひその "最初の瞬間" をここニューヨークで、そしてP.I Art Centerで始めてみられてはいかがですか?それでは、一大決心をされた際には、お気をつけていらしてくださいね!

SVA グラフィックデザイン科合格 Y.Kさん

Y.Kさん (仮名)

 

2015年度

SVA (School of visual Arts)

 

Graphic Design科入学

 

 

 

 

 

P.I. Art Centerに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

5月から、同じ年の12月末までです。

なぜ留学を志しましたか?P.I. ArtCenterを知ったきっかけは何ですか?

まずスキルアップ、そしてアメリカで働きたいと思いました。友達の紹介です。

 

P.I. Art Centerに通っている間の私生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

常に不安でした。PIに入学して間もない頃はポートフォリオ作りに重きを置いていたと思います。自分は夏を過ぎたあたりから次第にTOEFL に力を入れていきました。PIの課題とTOEFLの勉強の両方をを並行してやっていくのは大変でした。学校がない日は文字通り朝から晩までTOEFL、の生活でした。

 

PI ArtCenterではどのような事をしましたか?

スカルプチャー、ミックスメディア、グラフィックデザインを受講しましたが、どれも大変有意義でした。

 

P.I.ArtCenterに行ってみて、実際にどのような事が役に立ちましたか?(良かった点など) また、本校で何に一番苦労しましたか? 

まず、実際に受験した3校全てに合格することができました。ありがとうございます。

そして実際にこれから通う大学の教授に教わることができたので、このようにして授業が進められていくんだということを、前もって知ることができたのも良かったと思います。また、先生方がとても協力的で親身に話を聞いてくれるので、話し合いながら自分の方向性を定めていけるのも大変良かったと思います。

初めのうちはプレゼンテーションに苦労しました。自分の作品に対して伝えたいことがあってもそれをうまく伝えられなかったり、うまく英語に変換できないことにもどかしさを感じました。


英語はどのようにして勉強しましたか?

参考書をたくさん買ってきて片っ端からやりました。これは自分の方法ですが、何かを集中してやりたいときに自分の部屋だったり、図書館など静かな環境では逆に気が散ってできないので、いつもコーヒーショップで勉強していました。なかなか勉強する気になれなかったり、集中できないときは環境を変えてやるのも一つの手だと思います。

 

まだ、大学が始まっていないので、答えづらいかも知れませんが、これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

TOEFLに関しては、なかなか自分が思うように点数が伸びていかないケースがほとんどだと思うので、早めに受けて自分の立ち位置を知っておく方がいいと思います。

SVA ファインアート科合格 Hirokaさん

 

Hirokaさん

2013年度

SVA (School of Viasual Arts)

Fine Arts科入学

 

 

 

 

P.Iに来たきっかけはなんですか?

私はファインアートのバックグラウンドがなく、大学受験を決めた後、ポートフォリオを作る場所としてこの学校を選びました。私はP.Iにくる前2年制のコミュニティカレッジを卒業し、その後OPTという就労ビザで一年働いたので大学の受験方法や、TOEFLに関しては特に問題はありませんでしたが、ポートフォリオをだせといわれて、鉛筆もあんな細長く研いだことないし、オイルとアクリルの違いも分からないし、どうしたもんだ...ということで入学を決めました。

この学校で得たものはありますか?

アートの技術的なことはもちろんですが、一番はたくさんのアーティストとの出会いです。異なる文化圏から、先生や大学入学を目指す者の他にも、フォトグラファーからデザイナーまで、ニューヨークでもう何年も活動している人達もたくさんいます。自分とは違うバックグラウンドだけど、同じモノに価値観をおく人達と出会い、交流できることは何より自分がニューヨークでアートに身をおく生活の中で、孤独で、先の見えない怖さに襲われたときの、大きな励みになります。

今、P.Iに通っている学生へ向けてのアドバイスはありますか?

人前で話すのが苦手なひとは、慣れる努力をしておいてください。読解力にまだ自信がないひとは、せめてボキャブラリーの知識を増やしておくといいと思います。大学に入ってから先生の講義や、批評がいまいち分からないというのは授業料がもったいない。すごい大事なことをいっているのに聞き逃したというのは残念です。あと、大学選びは、アドバイザー任せにするのではなく自分に合った条件の学校を十分リサーチして決めるといいと思います。同じ専攻でも学校によって学べることや使える設備は大きく違いますし、立地によって生活も全く異なります。

また、留学を考えてる人へのアドバイスはありますか?

何が留学という選択肢を踏みとどまらせているのかは人それぞれだと思いますが、覚悟したもん勝ちでしょう。来てからは後悔する暇もなく苦労することが山ほどあります。私が昔とっていた大学のプログラムでは30歳以上で経験なしなんてざらでした。街全体が、新しいことを始める人、お互いの選択をリスペクトしているような雰囲気を感じます。来たら分かります。 日本を離れてすぐの頃、日本ではスムーズにできたことが、こちらではうまくいかない。日本人、自分、の基準が全く通用しない、ツライツライツライ、、から、逆にそれがおもしろくなってくる、西洋の視点から日本をみる、新しい発見をしたときや、がんじがらめになっていたルールがもう自分には必要ないと思えたときにであう新鮮な喜び、自由な自分を見つけてほしいです。 たとえ思いつきでもやってみたいと思ったら最初の気持ちを大事にしてください。だめだったら帰ればいいんです。そして周りに反対する人がいる人は、自分を応援してくれる人と一緒にいてください。

現在はどのような活動をしてますか?

現在はSchool of Visual Arts のFine Arts専攻で3年生です。絵や立体造形もしますが、プログラミングからビデオまで、いろんな表現方法のクラスをとっています。ストリートからゴミを拾ってきたり、スーパーにいっておもしろいものを買いあさったりしています。Experimentation is encouraged. あとは学校のプログラムのお仕事で、日本の美大生に授業の通訳をしています。