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Reona君 2017年度 アート短期留学キャンプ IN NEW YORK

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Reona君

 

2017年度

アート短期留学キャンプ IN NEW YORK

 

 

 

1. まず初めに、二週間キャンプの感想をお願いします。

授業ではいろいろな分野のアートを経験できたので、自分が今まで興味の無かった分野に視野を広げるきっかけになりました。また、アートの経験だけでなく買い物に行ったり、ショッピングモールへ遊びに行ったり、美術館へ行ったり、友人関係を築いたりと盛沢山でした!2週間でこれだけ沢山の経験ができて費用も比較的安いのはとても貴重だなと思いました。

 

2. 2週間キャンプを知った経緯は何ですか?

もともとアメリカ留学に興味があったので、時々留学についてネットで調べてました。するとPIの存在を知るようになり、ホームページから2週間キャンプを見つけました。

 

3. 実際に授業を受けてみて、良かった点や苦労した点はありましたか? 

良かった点は、自分が興味の無かった分野のアートを経験でき、視野を広げるきっかけになったことや、英語をどれだけ理解できるか確かめる機会になったこと、授業の雰囲気を知れたことです。苦労した点は、恥じらいを克服することです。人とあまり会話をするタイプではないし、普段使い慣れていない英語で会話しないといけないので、話そうと思ってもなかなか恥ずかしさからしゃべれませんでした。しかし時間がたつにつれて慣れてきて、少しではありましたがしゃべるようになりました。

4. 2週間キャンプに参加してみて、参加前と後では、進路や心境の変化はありましたか?

出発前の数週間や到着後の数日は緊張と不安で便秘にもなりました。一番の不安は英語がどれだけ聞き取れしゃべれるかでしたが、そんなときは「出川イングリッシュ」を思い出していました。知らない方はぜひ調べてみてください、面白いですよ。きっと勇気が出るはず!キャンプが終わってみて感じたことは、決して十分に英語を聞き取り話せたわけではありませんでしたが、自信につながったことです。進路を決めるとてもいい参考になりました。

 

5. 最後にこれからの進路、目標や夢がありましたら、教えてください!

アメリカに渡ってアートを学ぶのは自分にあった選択かもしれないと2週間キャンプを通して思いました。僕は将来こうしたい、ああなりたいというこだわりが無く、「今」自分がしたいこと楽しいことをしていたいです。

FIT ファッションデザイン科合格 Chiekoさん

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Chiekoさん

 

2017年度

Fashion institute of technology

 

Fashion design (ファッションデザイン)科入学

 

 

 最初は絶対にこの大学に入りたいなど特になく、FITだけは前から知っていて、ただニューヨークでファッションを学びたいと思って来ました。同じクラスの人はみんなFITを目指していたのでそれに刺激されて自分も自然と同じ学校を目指すようになりました。ファッションデザイン志望でPI に来て初めは絵の描き方も、服の作り方も何もわからず入学しました。初日から授業のことや大学のことをわかりやすく教えてくれて周りの生徒さんもわからないことがあったら気楽に話しかけてくれました。ファッションの授業は金曜日に2コマあって大変でしたけど、担当の先生はみんなに平等に教えてくれてパターンのひき方も縫い方も一から教えてくれました。ポートフォリオの作り方を全く知らなかったので何をしていいのかわからなかったけど、私より先にいた生徒さんたちが授業のない自習の時間にも、聞いたら助けてくれていました。1学期(4か月)しか通ってなかったけど、違う大学の違う学部を目指している人たちとも交流ができて楽しくポートフォリオ制作に取り組めました。

 アプライ自体は、PIに通っている間には間に合わなくて日本に帰ってから毎日パソコンとミシンと向き合って意地で終わらせました。笑 先生は、取っている授業が終わって日本に帰ってもメールとか送ってくれていいと言ってくれて受験が終わるまで制作を手伝ってくれました。クラスの人数が多い時は、みんなに手がいかない時もあったけどそれでも次の授業で見てくれるなど、次にどうすればいいなどを必ず教えてくれました。4か月で普通より短い期間しかいれなかったけどFITに合格することができるくらいまでのスキルが身についたのでPiに入ってよかったと思っています。

国際アートサマーキャンプ HARUKAさん

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Harukaさん

 

国際アートサマーキャンプ (6週間) 

OTIS (OTIS College of Art and Deisgn)
2018年度 Fashion DESIGN学科入学

 

 

 

 

6週間キャンプお疲れ様でした。まず、今回のキャンプを終えて率直な感想を宜しくお願いします。

6週間は長いようで短い時間でした。アートづけの6週間はいい経験になったり、又知識として知ることがたくさんありました。毎日違った考えや発想が思いつくので日々新しい作品を作ることができてとても楽しかったです。また、他のクラスメイトの作品を見てこういった使い方があるんだとか新しい発見もたくさんありました。

 

どのようにしてこの6週間キャンプを知りましたか?

兄の友達のお姉さんがp.i に通っていたと聞いて、ホームページを見ました。担当の方にポートフォリオの為の作品を作る時間がないと相談してみてみると、このキャンプについて教えていただきました。

 

ポートフォリオ制作は初めてでしたか?また、6週間ポートフォリオ制作をしてみてどうでしたか?

ポートフォリオ制作は今回が初めてで、正直6週間で作り終えるのは大変でした。毎日トピックが変わるので、色んな種類の作品が作れていろんな経験になりました。海外の大学に出願するということで技術だけでなく、アイデアの多様性やユニークさを見つけるのも大変でした。いろんな状況から作品を作るので大学の授業の予行練習にもなったとおもいます。

 

どの分野が一番楽しかったですか? また難しかった分野は何でしたか?

一番楽しかった分野はportfolio development のクラスでした。このクラスではメディアとか規定があんまり無かったので、自分なりの作品が作れたと思います。一番難しかったのは、一番最初にあったdrawing のクラスでした。一番最初だったということもありましたが、私はdrawing が苦手だったので一番苦戦したクラスでした。drawing は基礎なので最初からしました。

 

キャンプ中の先生やスタッフ、TAのサポートはどうでしたか?

この6週間先生、スタッフ、TAからのサポートが無かったらポートフォリオ制作が無事に終わってないと思います。違う人からいろんな意見が聞けて新しいものを作り出せたので良かったです。

 

休みの日などはどのように過ごしましたか?

休みの日は少ないので部屋で休んだり、部屋でドラマを見たりして休息してました。又、前回の課題がまだ終わって無かった時は休日もスタジオが空いていたのでそこで課題を終わらせていました。


 

最後に、これからの進路や目標などがありましたら、教えてください。

私はファッションデザイン専攻なので、将来自分のブランドを立ち上げたいと思っています。この6週間で学んだ知識、技術を生かして大学、将来で活躍できるように頑張りたいです。

 

Pratt MWP グラフィックデザイン科

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Hyundaさん

 

2017年度

Pratt Institute MWP College of Art and Design

 

Communication Design (グラフィックデザイン)科入学

 

 

 

 

 

狭い日本を飛び出したい。

そこで自分の好きなことを深めたい。

この二つの思いから、留学を決めた、半年後――。

 

2016年、4月23日の正午。ひょんだ、アメリカの地に降り立ちまーすっ。

と軽やかにいきたかったのだが、現実はそうはいかず。初めてのフライトに13時間耐え、体はヘトヘト。無事に予約したアパートメントホテルにたどり着けるのか、心配で心はドキドキ。

そんな状態の中、アパートメントホテルの追加サービスで頼んでた車の運転手さんを無事に発見。少しだけ心の重荷が降りたところで、やっと初アメリカを味わえた。

車の窓から見える景色は日本で見るそれと、やっぱり全然違う。どこが違うんだろう。

ちょっとした間違い探しのように景色を見て楽しみながらしばらくすると、ついに現れるマンハッタンの高層ビル。これぞTHEニューヨーク。興奮のあまり、運転手さんの存在を忘れて写真を撮りまくる私。もちろんその写真は今でも持っている。

そこからの景色は車が進むごとに雰囲気を変えていった。まるで映画のセットのようなその街並みに感動していると、ルームシェアの部屋を見つけるまでの少しの間のみ滞在するアパートメントホテルに到着した。重いスーツケースをアパートの中までえっちらおっちらと運びながら中に入る。その後は疲れと時差ボケでベッドにダイブしたところでニューヨーク初日が終わった。

 ****

それから早一年。

 

P.I. ART CENTERに入学したのが昨日のことのように思える。

 

2017年4月22日。

 

 P.I. ART CENTERを卒業し、この年の秋にPrattMWPに入学することが決まっているのだ。

実は私、受かったのはPrattMWPだけでなく、Pratt Instituteも受かっていた。普通に考えて、歴史がより深い後者を選ぶと思うのだが、あえて最近できたPrattMWPを選んだその理由は簡単。

 

奨学金がもらえたからだ!

 

全額免除まではいけなかったが、一部負担してくれるというありがたい申し出。授業の質も内容もPratt Instituteとほぼ同じ。それにキレイなキャンパス。結局卒業はPratt Instituteでするのだから、2年PrattMWPで、残りの2年をPratt Istituteで励むくらいなんのことない。

ニューヨーク市から列車で片道6時間、車では片道3時間という、なんとも気の遠くなるような引っ越しが待ち受けていたが、奨学金と授業環境でその苦労は全てちゃらにしてもいいくらいに思ってる。

受験に受かったところで、あっという間に過ぎた一年をざっと振り返って、思う。

ふっ、ちょちょいのちょ――いなわけあるはずなく。ここまで来るのに数多の苦難と不安が・・・印象に残ったエピソードを教えよう。

 

まず、家問題。

 

 世界中の人が一挙に集まるマンハッタン。自ずと住居の需要も高まり、値段も上がる。中には前金や家賃で詐欺やトラブルに巻き込まれる留学生が後を絶たないと耳にしていた、私。初ニューヨークでそんなことにはなりたくないので、信用のできそうな日系の不動産から紹介された清潔でキレイな部屋をシャアハウスすることに。問題は住み始めてから2ヶ月で起こった。

その日、いつものようにP.I. ART CENTERに朝通学していたところに、フロア管理者からラインが入る。まとめると、内容はこうだ。

 

・来月から家賃が上がる。

・ニューヨークでは良くあること。

 

 住むと決めた時に交わした契約書はなんの意味があるのか。まだ2ヶ月しか経ってないのに、あんまりではないか。

 

 お金に余裕がない私には受け入れられない内容だった。

 

 そこから家探しの毎日が始まる。新しい自分の住居を日系掲示板で探し、同時に今いる住居の住人を募集するのを手伝い、尚且つ、学校でアートの課題とTOEFLの勉強をこなす。

ストレスで胃がやられる寸前でした。

 そこで気づく、日本の家のありがたみ。安定した家があるというだけで、心の平穏を保てるのだ。実は一人暮らしも初めてだった私。誰にも頼る人がいない、一人でどうにかするしかない、非力さもひしひしと感じた。

 

 そして、やっと見つけた良さげな住居。ここには一年、何事も問題なく過ごすことができた。(何よりエアコンが付いていて光熱費こみというのがまたなんとも。)

安定した住居を手に入れたおかげで、その後は受験に集中することができた。受かることができた要因としては結構大きな要素だと思う。

 

 次に、課題で。

 もともと、『人に何かを効果的に伝える』ということに興味があった私。そこから映画のポスターやコマーシャルなど、制約のある中でいかに効率よく情報を伝えるかっ、のような仕事についたら人生楽しいだろうなと考えていたのがきっかけ。

 美術の予備校、しかも広告とアートが溢れるニューヨークにあるP. I. ART CENTERはそんな私の望みにぴったり当てはまり、留学することを決めたのだ。

 この学校を知ったのは単にGoogleで検索しただけという、運命も何もないような成り行きだが、私はP.I.に留学して良かったと思っている。

 

 その分、課題には苦労させられた。

 

 自分が望む作品を作ろうと思うと、時間がかかる。でも授業開始の時間は刻々と迫ってくるのだ。

 

 間に合うかっ。間に合わないのかっ!?

 

 何度そう思ったか分からない。分からないが、なんとかやり遂げたことは覚えている。

 一番大変だったのはアクリル絵の具を主に使う、ペインティングの授業。名のある有名な先生に教えてもらう機会があるのはとても光栄なことだ。けれども、その先生のパッションとエナジーについていくのに必死だった。ましてやアクリル絵の具でキャンバスに描くなど、日本にいる時に経験など一度もしたことがない。未熟な自分を感じつつ、もっと上手くなりたいっ、でもどうやってっ。と、自問自答を繰り返し、自分なりに考えて描いていく。

その先生のおかげで初めの頃よりも絵とはどう描くものなのか、どういうものなのか、を学ぶことができた。きっとここで学んだことはこれからも生きてくると思う。その先生には本当に感謝だ。

それでも、クオリティは果たして受験に対応できるレベルなのかとまた不安が毎度過ぎった。これを考えない日はなかったと思う。不安に思うたびに同じく入学を目指す友達や先生に聞いて意見を聞き参考にする。これを何度も繰り返してportfolioを仕上げることができたのだ。

 

これを読んでいる未来のP.I.生も、私と同じようなことを経験するかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、その時にこれが役に立つようなことがあれば、これを書いた甲斐があります。不安に打ち勝って合格を手に入れてください。

 

アート短期留学キャンプ in New York TATSU君

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Tatsu君

2017年度

アート短期留学キャンプ in New York

 

 

 

 

アート短期留学キャンプお疲れ様でした。まずはアート短期留学キャンプについての感想をお願いします。

 

アート短期留学キャンプ参加前までは実は、「自分は意外と視野が広いほうなんじゃないか」と考えていました。

目指す大学を早めに決めたり、英語留学をしたりと、将来のためにいろいろと経験をしてきたために慢心のようなモノが生まれていたと思います。

しかし、アメリカでの体験を経て、自分の視野の狭さに気づけました。今回のキャンプでの一番の収穫はそこだと思います。

とても多くの楽しい授業が経験できて、とても充実した留学となったと思います。将来の仕事へのビジョンが具体化され、とても役立ちました。


 

アート短期留学キャンプを知った経緯について教えてください

 

僕の希望校である東京芸術大学デザイン科は具体的な専攻に分かれておらず、自分のやりたいことを決めずに大学進学することに不安を感じていた僕は、

海外に美術を学びに行くことで、やりたいことを見つけたいと思うようになりました。

そこでアートの最先端を行くNYに留学を決めました。

そのための費用をどうしようか決める際に母からの勧めで、この“二週間キャンプ”を見つけました。


 

実際に授業を受けた感想 よかった点 苦労した点があれば教えてください。

 

何も知らない内はとりあえず楽しむことが大事だと思っているため、どのクラスも、先生たちがフレンドリーで、楽しめたことがよかったと思います!

苦労した点というか困ったなという点が、

グラフィックデザインやファッションデザインの授業の際、アドビイラストレーターなどを初めて使うため、質問する人が多く、なかなか順番が回ってきませんでした。講師一人で授業を回すのが大変そうでした。

 

今回は日本の奨学金制度を使って参加したと聞いたのですが、どのような奨学金ですか?

 

トビタテ留学JAPANという、高校生・大学生の留学を支援する機関があり、その機関から奨学金を頂きました。

留学先は個々の自由で、留学する期間、場所、目的でもらえる金額が変わり、僕はスポーツ・芸術分野として留学しました。
 

 

もしよろしければ、トビタテ留学JAPANから奨学金をもらうまでのプロセス・必要なことを教えて頂けますか

 

第一に書類審査があり、これがとても大変でした。

トビタテ留学JAPANに申請するのは12ページほどからなる書類を記入するのですが、自分の留学動機、目的、なぜ留学先をそこに決めたのかなど、細部までしっかりと理由を突き詰めていかなければならないのです。

そのため、なんとなく海外に留学したいという人は落とされます。きちんと自分の目標を持って、それを叶えるための手段として留学があるのであって、留学が目的となってはいけない、そうです!

トビタテ留学JAPANの書類審査に合格したら、面接試験があります。これは、書類に記入したことを、時間内に(何分かは忘れましたが短かったです)面接官に一から伝える必要があります。自分の考えをもって、わかりやすく説明すれば何とかなると思いますが、本当に細部まで突っつかれるので、理由がしっかりしていない部分があれば、見抜かれてしまいます。

本番前には係の方が励ましてくれたので緊張はしませんでした。緊張すると向こうに伝わりにくくなってしまうので、気負わないほうがよいです。
 

参加前と後での、進路・心境の変化はありますか?

一つ目の質問に答えた通り、もっと広い視野を持つことができました。

進路も、今は海外の美術大学に行きたいと思っています。

親の説得のために今後、よしさんに質問をしたりと、迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします!!!

 

最後に、これからの進路・目標が決まっていたら教えてください

海外美術大学進学!!

海外で働く!!


 

Brooklyn College ファインアート科 大学院合格 Azukiさん

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Azukiさん

 

2017年度

Brooklyn College

大学院 Fine Art科 入学

 

 

 

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

入学したのは2016年の夏頃です。 ポートフォリオ制作とTOEFLの授業を受けながら大学院への願書提出の準備をするために、翌年の2月まで通いました。その後一旦TOEFLだけに重点をおきたく、語学学校に通いました。そして11月に再びP.I に戻り、願書のためのポートフォリオ制作を2月まで指導してもらいました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?

大学受験の頃から留学には興味があり、日本の美大に通いつつ短期留学などもしていました。自分の技術や表現力を養いながら経験したことのない様々な新しい刺激を得るためにはもっと広い視野で世界を観てみたかったからです。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

午前から昼過ぎにかけてTOEFLの授業を受け、その後アートの授業まで英語の復習や予習をしたり、スタジオで制作を進めていたりしていました。

スタジオが24時間使えるので時間を気にせず夜遅くまで制作することが出来ました。不安は確かにありましたが、周りの仲間や先生たちのサポートもあり助けられながら乗り越えることが出来ました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

大学院の願書提出に必要なポートフォリオ制作とそのアドバイスや指導を先生方から受けていました。P.I はとてもホーム感がある温かい場所でした。受験を控え焦りや不安もある中、周りはピリピリとした緊張感はなく、とても親しみやすいスタッフの方々や先生方のお陰で私も含め生徒たちは伸び伸びと制作することが出来たと思います。授業以外でも先生のスタジオに見学させてもらえたり、展示や美術館に連れて行ってもらいました。NYで活躍する現役のアーティスト方や美大講師から直接聞ける意見や体験はとても貴重な時間でした。

 

·   また、大学院に受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

一番苦労したのは願書に必要なTOEFLの点数を取る事でした。元々英語はあまり得意な方ではない上に、NYに来るまでは一度もTOEFLを受けた事がなく、どんなものなのかさえも分からないところから始まったのでかなり時間をかけて苦労しました。しかし今となってはその時期は大学院で学ぶための基礎的な語学力を身につける上で大切な過程だったのだと思えます。

 

·   ポートフォリオを制作するのにどのくらいの期間が掛かりましたか?

日本の美大に通っていた頃からポートフォリオの制作はしていたのでそこに更に何点か新しい作品を加えるための制作とより良い見せ方を先生方の指導のもと約3ヶ月にわたり制作してきました。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

日本とは少し異なるポートフォリオの見せ方や授業の流れを教わりながら、いかに自分の作品を上手くプレゼンテーションしながらアピールしていくかということを学ぶ事が出来ました。また願書提出に必要な志望動機書も細部にわたりアドバイスや指導をしてくれました。先生からの推薦状も頂くことが出来てポートフォリオ制作だけではなく幅広い範囲でサポートしてもらいました。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

初めはP.I でTOEFLコースを受講し基礎を学んだ後、制作を一旦控え語学学校や個人授業で集中的に勉強しました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

右も左も分からない言葉も通じない場所で新しく何かをスタートすることは簡単なことではありませんが、国境を越えた刺激的な同志や素晴らしい指導者の方々との出会いは人生の中でとても貴重な経験だと思います。少しでも留学に興味があるのならば不安がらず、是非とも積極的に行動に移してほしいと思います。

 

·   また、将来の目標や夢など教えてください!

今秋から始まる2年間の大学院生活ではNYでアートを学びながら自身の表現方法をより深く模索していきたいです。留学してからの経験が私の制作に大きな影響を与えてくれました。これからもそうあり続けると思います。日本人アーティストとして自分の作品を様々な場所でアウトプットしていけたらと思っています。

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Central Saint Martins - UAL ファッションデザイン科合格

 

YUHEIさん

2017年度

Central Saint Martins - UAL

Fashion Design科入学

 

 

 

 

 

 

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらい の期間いましたか?

 

2016年の3月にP.I. ART CENTERに入学しました。 2017年の2月にUALにニューヨークでアプライし、3月まで在籍してい ました。

 

· なぜ留学を志しましたか?

 

高校を卒業した段階で、色々なことに興味がありすぎて、大学を決められず、とりあえず頭のいい人に囲まれていたら頭が良くなるだろうと思い、 2015年の7月まで浪人生をしていました。浪人中、偶然見たエディス リマンの2015年秋冬のサンローランのコレクションを見て、感動し、一緒に働きたいと思いました。まずは英語とファッションの基礎を学ぼうと思い、FITを受験するためにニューヨークに留学を決めました。

 

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでし たか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

ファッションのクラスは金曜日に授業があったのでその後にギャラリーやMOMAによく行きました。 引きこもり気質で、週に一度はどこかに行こうと決めていましたが、とりあえずストランドブックストアに行き、ダウンタウンをぶらぶらするのがパターン化していました。 ニューヨークにいると歩いているだけで楽しいですが、物価が高いことが留学生を苦しめると思います。僕は卵とバナナが安いのでよく食べていました。

 

· PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

 

ニューヨークに来てすぐに川西遼平さんに出会いました。出会ったその日にベッドフォードに連れて行ってもらい、その後も何度か話すうちに、セ ントラルセントマーチンズに行くべきだと感じました。 遼平さんの授業を受け、ポートフォリオを制作するはずのところ、週に一回意見をもらい、自由に自分の作品を作り上げて行くという形式のため、何をやったらいいのかが分からず、半年近くネットサーフィンをしてファッションやアートの知識だけを蓄えていました。とりあえず何か作らないといけなくなり、画用紙に切り貼りしていると、ビジュアルで伝えることの 難しさを知り、焦りからポートフォリオを作るようになりました。 PIの先生はフレンドリーなので、よく意見をもらい、色々なことを聞いて授業以外のこともサポートしてもらいました。あと、PIの生徒が作る学校の雰囲気は本当に面白くて最高でした。

 

· また、Ual:に受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

 

作品を見てもらえる時間が数分なので伝わらなかったら落ちることです。難しいことをやったほうが評価されるとかもなく、何をやったら良いとかもなく、作りたいものを作って、何かが伝われば受かると思います。僕はコンセプトを伝えるなら、コンセプチャルアートのやり方が一番だと 思い研究し、それらしいものを2つ作りました。 最初の半年は何を作ったらいいのかわからず、「伝えたいこと」を見つけ るためにネットサーフィンをして美術館に行って本物を見て楽しんでいましたが、10月になり作り始めると、「伝え方」が壊滅的でポートフォリオ作りの難しさを知りました。受験のためのポートフォリオは、「伝え方」を見せるものだと思います。

 

· ポートフォリオを制作するのにどのくらいの期間が掛かりましたか?

 

僕は11ヶ月かかりましたが、中には2ヶ月で作り、受かった人もいました。


· P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

遼平さんは個別に教えてくれ、その教え方はとても論理的でアドバイスが 的確なので、一人一人の個性が磨かれ、自分でデザインする力が身につき、 僕は自分のやりたいことが見つかりました。 また、授業外でもギャラリーに連れて行ってくれたり、シューティングを してくれたり、ご飯を食べに行ったりしてくれました。 遼平さんはLANDLORDのデザイナーで、性格、話すこと、作るものが一 貫しているので、近くにいるだけで勉強になりました。PIのおかげで遼平さんに会うことができ、合格するだけではなく、デザイナーになるための勉強ができました。これから大学で勉強しますが、何を勉強したいか分かっていることはとても大きいことだと思います。

 

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

 

セントマはファウンデーション(一年生)の場合IEL TSのスコア5.0でよかったので形式を確認してスピーキングの練習をしたので取ることができ ました。

 

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

 

僕はFITを受験するつもりでニューヨークに行きましたが、すぐにセントマに切り替えました。ファッションのシビアなところを知ったり、アートに熱中したり、たくさんの人に刺激を受け、自分自身が変化し続けました。 ロンドンへ行く準備のために日本に帰ってきて3ヶ月経ちますが、ファッションとアートへの熱は冷め ないです。ニューヨークに留学して、様々な人に出会うことができ、やりたいことが分かり、ファッションを好きになれたので本当によかったです。 自分自身は変化し成長できましたが、作品は一貫性のあるものを作りました。おそらくそっちの方が受かりやすいと思います。

 

· また、将来の目標や夢など教えてください! 

 

Felix Gonzalez-Torres のことを勉強したいです。 あと、Hedi Slimane に会いたいです。 

FIT ジュエリーデザイン科合格Tomomiさん

Tomomiさん

2017年度

Fashion Institute of Technology

Jewelry Design科入学

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

 

 2016年3月に入学し2017年4月末まで在籍していました。約一年間お世話になりました。

 

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

 

元より留学したいという思いはありましたが、単純に語学留学をしたいわけではなく、英語で何かを学びたいと思っていました。そこで興味のあったジュエリーデザインを勉強することに決め、アートの街と呼ばれるこのニューヨークで日本にいるだけでは経験できないようなセンス、価値観を学びたいと思いました。どの大学がふさわしいのか調べているうちに、FITに行きたいと思うようになり、アート経験ゼロの私がFITに行くにはどうしたら良いかを調べていくうちに、P.I.ART CENTERの存在を知り、ここだと思いました。結果、自分にとってとてもいい選択だったと感じています。

 

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

 最初の4か月間はLDMというP.I. ART CENTER付属の語学学校に通っていましたので、朝9時からLDM,午後から夜まではP.I.でアートの授業を受けていました。その後3ヶ月は独学で朝から家で英語の勉強をし、午後から夜まで同じくPIでアートの授業という生活でした。TOEFLがとれてからの4か月間はポートフォリオ作りに専念しました。不安や不満はありませんでしたが、朝から夜までのスケジュールが続くので体調を崩すことが多かったので、体調管理が大事だと思いました。

 

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

 

 P.I.ではたくさんの事を学びましたが、主にDrawing, Painting, Jewelry designの三つを集中的に学びました。アート経験ゼロで来た私にとってはどれも新鮮で、好奇心をそそるものでした。私はadvanceクラスに在籍していましたので、志望校に合ったポートフォリオの製作を集中して学ぶことができました。P.I.では先生方は皆さんすごいバックグラウンドをお持ちです。特にJewelry designの先生はFITを卒業している先生でしたので、受験についてだけではなく、FITについての色んなお話を聞くこともできました。そんな先生方の元で勉強できるなんて私は本当にラッキーだったと思いますし、P.Iで勉強してよかったと心から思います。また、P.Iのスタッフさんたちは皆さん本当に優しくて、私がFITに合格できるよう全力でサポートしてくださいました。とても感謝しています。

 

 

·   また、FITのジュエリーデザインを受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

 

ポートフォリオ製作におけるバランスと色使いです。ポートフォリオとして、自分の考えたJewelry Designを最低3コレクション提出しなくてはいけなかったのですが、どんなにいいアイディアがあっても色やバランスで全く見た目が変化してしまうため、最初は先生が切り抜いた雑誌の一部の色と全く同じ色を作ることで色づくりの練習をしたり、バランスがうまくいかず一度描いたり、作ったものを何度も最初からやり直したり、壊したりしました。

 

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

全てのことが役に立ちました。最初は経験がなくても大丈夫だろうかと不安でたまりませんでしたが、P.I.の先生方に教えてもらった、アートに大事なのは上手い下手ではなく、描き手の心だということは最初から今でも本当に心に響いています。恐れないで、周りと比べず、自分の気持ちを正直に表現するということはアートだけではなく、私の自信にもつながりました。

 

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

 

最初の4か月はP.I.付属の語学学校LDMで学び、その後3ヶ月は独学で勉強しました。TOEFLを集中的に先に勉強してポートフォリオ作りを後半に集中的に勉強しようと考えていたので、早くTOEFLをとりたくて最初の7か月は必死でした。単語帳は何回も覚えて、Listening ,Reading, Speakingも模擬問題を毎日何個も必ずしていました。息抜きは洋楽を歌ったり、独り言は英語で言ったり、本当に毎日が英語漬けでした。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

他の皆さんも仰っているように、まずTOEFLです。TOEFLの点数がなければ入学ができませんので、日本にいる間に少しでもTOEFLの勉強をしておくことをお勧めします。

アートについても、こっちに来てからいろいろ決めようではなく、行きたい学校、専攻についてもある程度リサーチを進めていたほうがいいと思います。自分が何をしたいのかの自己分析をしっかりとし、目標がしっかりしていると後々自分のためになります。あと、スケジュール管理はとても大事です。どんなに小さなことでも良いので、この日までに何かを達成するというスケジュール管理の癖付けをしていたほうがいいです。

 

·   また、将来の目標や夢など教えてください!

将来の夢は独立し、自分のジュエリーブランドを持つことです。デザインだけでなく、製作もできるジュエリーデザイナーになりたいと思っています。何年もかかる目標だと思いますが、そのスタートがP.I.で本当に良かったと思います。本当にありがとうございました。

これからも頑張ります!

SVA(大学院) ソーシャルイノベーション デザイン科合格 Mayuさん

Mayuさん

2016年度

SCHOOL OF VISUAL ARTS

Design for Social Innovation科入学

 

 

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

ミャンマー出身のシェアメイト6人で暮らしています。部屋は個別で、キッチン、バスルームを共同で使っています。

 

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

P.I.Art Centerに不動産会社を紹介してもらい、そこを通じて見つけた物件です。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

人種と文化と言語の坩堝、世界にはこんなにもいろいろな人がいるんだ!ということを肌で感じられる最高の街です。 

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点は、人と人との距離が近いこと、自然体でいられることだとと思います。それから電車に乗っている間に音楽やパフォーマンスの見物ができるところも魅力です。レベルの高いアーティストもいるので、無料で見せてもらってとてもお得な気持ちになります。加えて、無料のギャラリーがたくさんあり、アイディアに行き詰まった際、そういった場所でinspirationを得られる点も素晴らしいです。

悪い点は特にありませんが、公衆トイレがほとんどないというのがちょっと不便ですね。

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

午前中から昼過ぎまで4〜5時間程度、TOEFLの自主勉強をし、その後2時間程度授業の課題に取り組んだのち学校へ登校、授業終了後帰宅したら、引き続き、課題やデッサンの練習、ポートフォリオ制作などを夜中2時くらいまでやっていました。学校の授業も合わせると1日15時間くらい勉強&制作していたと思います。 

 

受験を終えて

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2015年9月に入学し、2016年の4月まで在籍させていただきましたので、計8ヶ月ほどお世話になりました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

前職でアフリカなどの途上国支援の仕事に従事するなかで、ビジュアルなデザインのパワーを強く実感したことがきっかけでデザインの勉強をしようと思い立ちました。日本国内ではなく”留学”を志したのは、日本だけではなく、世界のデザインやアートを学びたかったからです。P.I.Art Centerについては、デザインやアートの経験がゼロの私でも大学院受験の指導をしてくれる学校はないかなとインターネット検索をしていて見つけました。 

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

生活の流れですが、上記でも記載した通り、食事と睡眠以外は、TOEFLの勉強とポートフォリオ制作漬けの毎日で、自宅と学校の往復しかしていませんでした。受験準備中は、ポートフォリオ制作が間に合うのか、常に焦燥感に駆られる毎日でしたが、自分を信じて頑張りました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

学校では、Graphic design、デッサン、Painting、3D installation、Digital illustration、3D modelingなどを勉強、制作しました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

私はデザインの経験もなく、英語もゼロだったので、すべてに苦労しました。が、やはりTOEFLには最後まで泣かされました。TOEFLは時間をかけた分だけスコアが伸びると思うので、対策はなるべく早めに始めた方がいいと思います。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

どのようなポートフォリオを制作すればいいのか皆目わからず、迷える子羊状態でNew Yorkに来たのですが、その方向性を提示してもらえたのが一番役に立ったと感じています。方向性を決めることは、受験対策をする上で、最も重要なポイントなのではないでしょうか。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

様々な分野で活躍している人の英語の講演を英語と日本語の字幕付きで聴ける”TED Talk”というiPhoneアプリも活用しました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

私のように、デザイン経験ゼロ、英語ゼロでも、本気でやれば必ず道は開けると思います。準備するなかで辛いことも多々あるかと思いますが、自分を信じて、絶対に諦めずに突き進んで下さい。

 

カルアーツ (Cal Arts) キャラクターアニメーション科合格 Y.Wさん

Y.W さん

 

2017年度

 カルアーツ (CalArts | California Institute of the Arts) 

Character Animation科入学

 

 

 P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2016年9月~12月まで。ちょうどP.I.の1セミスターにあたります。

4ヶ月の一発勝負と決めて入学しました。4ヶ月で全ての準備をしてアプライをするのは、なかなか忙しかったです。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

元々、カルアーツで勉強して将来アニメーション映画を作りたいと思っていました。2015年に一度日本で準備して受験しましたが、その時は不合格。その後は再チャレンジに向けて、日本でデッサンやアナトミー(美術解剖学)、パースペクティブの勉強をしていました。

2016年6月下旬くらいに、カルアーツでドローイングを教えていた人が現在はP.I. ARTCENTERで先生をしているとの情報が。また実際に P.I.で勉強してカルアーツに受かった知り合いもいたので、その人から P.I. の事を色々聞き、ここで勉強しようと決意。そこから急いで準備して、P.I.に来ました。

 

·   PI ARTCENTERではカルアーツや、アートセンターなどアート大学のポートフォリオ制作に向けてどのような事をしましたか?

ドローイング、ポートフォリオデベロップメント、ペインティングのアドバンスコースと、Mayaのイントロコースを受講していました。週4コマです。

特にドローイングとポートフォリオデベロップメントのクラスが良くて、先生には本当にお世話になりました。

ドローイングのクラスはスケッチとライフドローイングが主な内容。日本では写実的に描けていなければボロクソに批判されましたが、このクラスではアカデミックな技術を重視しながらも、自分独自の表現ができているかがより重要視されていたため、非常に刺激的でした。自由な表現はウェルカムで、新しい事をどんどん試しました。

また、毎週必ず授業後にライフドローイングとスケッチを先生に見てもらい、クラスの宿題以外に追加の課題をもらっていました。

ポートフォリオデベロップメントでは、最初にアカデミックとコンセプチュアルの違いを学び、両方のバランスのとれたアートメイキングを学びました。このクラスでもリスクを取ることが推奨され、常にチャレンジを求められました。でも、ただ無茶苦茶やれば良いという訳ではなく、あくまで作品の背景に芯の通ったコンセプトがないと評価されません。コンセプト、作品、プレゼンテーションまで一貫して意識するアートメイキングは日本では勉強できなかったので、本当に面白かったです。

それまでは弱点だと思っていたアートとは全く関係のない自分のバックグラウンドが、強力な武器になると気が付くことができたのも、この授業と先生のおかげ。

余談ですが、海外の先生はこちらからガンガン話しかける事でより重要な事を教えてくれる人が多いので、ただ席に座って先生の指示を待つのではなく、『絵がうまくなりたいんだ!この大学に絶対受かりたいんだ!だから助けてくれ!』と叫びにも似た熱意を伝え続けることが大切です。個人的にはアートの技術よりも、そういう姿勢で差が付くと思います。

 

·   また、カルアーツ(Cal Arts) - Character Animationを受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

やはりポートフォリオ作成です。前の年に受験して落ちた時のポートフォリオを P.I. の先生に見て頂いたのですが、全員からこんなんじゃダメだと言われました(笑) 実力云々ではなく、そもそもカルアーツに出願するためのポートフォリオのつくり方が違っていたのです。ぼくはアカデミックな技術を見せなければならないと思っていたのでデッサンなどを入れていたのですが、先生から言わせるとそんなものはポートフォリオではないと。ポートフォリオでは自分のPersonalityを伝えなければならなかったのです。そこからは技術的なことだけではく、自分を知りそれを表現することに多くの時間を割きました。

自分って結局どんな人間なんだっけ?という問いに答えるには、誰もが当然の様に激しく個性を主張し合うニューヨークという環境は最適だったかもしれません。先生も、あなたは何故そう思うの?と、内面を掘り下げる作業をリードしてくれました。自分のバックグラウンドや強みが掴めてからは、一気にブレイクスルーできたと思います。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

全部です(笑) 役立たなかったことがない。

ぼくはもともと日本の美大予備校でポートフォリオを作っていたのですが、そこでは納得のいくような授業を受けられなかったというのが正直な感想でして。そこから藁をもつかむような思いでP.I.に来ました。結論から言うと、本当に来てよかった。日本だとアートは教えることができても、受験のツボをおさえてポートフォリオ製作をちゃんと教えられる人はほとんどいません。

作品をつくるのとポートフォリオをつくるのって、別物なんです。いくら単体の作品が良くても、ポートフォリオの構成が良くないとそれが伝わらず、結果的に大学には受からない。だからアートだけ教わっても不十分なんです。

P.I.では、アートもポートフォリオのつくり方も、どちらも学べます。

大学で実際に受験生のポートフォリオをジャッジしていた先生がたくさんいますし、日本人スタッフの方も常に親身に相談に乗ってくれます。

ジャッジする側の生々しい視点を知れるというのはとても心強いですよ。

また、P.I.で開催されるポートフォリオDayで、カルアーツ(Cal Arts)、アートセンター(Art Center)など志望する大学からポートフォリオのフィードバックが受けられたのも、非常に参考になりました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

TOEFLは既にクリアしていたし、4ヶ月しかなかったので、アートだけに集中すると最初から決めていました。

午前中は課題、午後は授業、夜はまた課題。授業がない日は、午前中に外部のライフドローイングセッションに参加、午後は外でスケッチをしたり、友だちと美術館に足を運んだり。観光や息抜きは一切せず、アートに関係のある事しかしなかったです。どこかへ出掛けるにしても、スケッチをするのが目的でした(笑) スケッチが半分息抜きみたいな感じだったかもしれないですね。

12月はポートフォリオ作成のピークで、夜10時に寝て夜中2時に起きて作業をするというスタイルで乗り切りました。

最初は不安なことだらけでしたが、友だちができたり、交通事情や家の周辺環境の情報等が把握できてからはとても楽しかったです。特にメジャーが違う友だちの存在は大きく、お互い面白いと思うものが異なるので、一緒に勉強することでアートの見聞がかなり広がりました。

不便はあっても不満は一切なかったです。ただ、1週間$12だけの食費で4ヶ月生活するのは、なかなかシャープな食生活でした(笑)

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

 お金をかけるのが嫌だったので、日本で独学でTOEFLをクリアしました。

最初はひたすら英単語を覚えてから、その後問題演習を行いました。テキストは片っ端から音読。リスニング問題のスクリプトも音読。

InterPalsというグローバルチャットサイトでアメリカ人の友達を作り、毎週Skypeで話してスピーキングの練習もしました。

海外に行けば勝手に英語が話せるようになるというのは幻想です。ツールや成功事例はいくらでもあるので、日本に居ながらでも十分英語学習はできると思います。

ポートフォリオのために作品をつくりながら英語を勉強するのはなかなかしんどいと思うので、海外美大に少しでも興味がある人は、今日この瞬間から英語だけは始めることをおすすめします!

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

海外美大留学ってブラックボックスですよね。分からない事があまりに多すぎる。その気持ち、本当によく分かります。

・そもそも海外美大留学の全体像がよくわからない

・日本で海外美大留学対策をしてくれる予備校が少ない。もちろん留学経験のある先生はもっと少ない

・ポートフォリオの内容で合否を判断されるが、その判断基準を知っている人はもっともっと少ない

・だから何をどう頑張れば良いのかさっぱり分からない

・しかも出願にはTOEFLという鬼畜試験で高得点が必要(英語のハードルその1)

・エッセイも必要(英語のハードルその2)

・推薦文も必要(誰か書いて)

作品作りだけでも大変なのに、情報不足や英語という敵が隊列を成して容赦なく襲ってきます。ぼくも最初は本当に八方塞がりでした。でもたぶん大丈夫。アートスキルゼロのただのサラリーマンだったぼくだって合格できたんですから。

留学に対する不安があるなら、一旦それを全て紙に書き出してみると良いと思います。それから、その不安ひとつひとつに対して、どうやったら不安じゃなくなるのかを考える。一人で悩むだけでなく、留学経験のある人や P.I.のアドバイザー(中沢さん)にガンガン質問をしてください。とにかくアクションを起こす事が大切!

そんな事言われても怖い...というアナタ。

失敗するのが怖いですか?それとも、あの時留学しておけばよかったと後悔するのが怖いですか?

 

·   また、将来の目標や夢など教えてください!

将来は3Dアニメーション映画を作りたいです!もうこれは P.I. に来る前からブレない。

でもニューヨークでアート留学をした事で少し考え方が変わり、今は個のアーティストとしても活動していきたいと思っています。それも、ただ作品をつくるだけでなく、アーティストとして社会に根を張るような事をしたいです。究極的にはアートで社会問題を解決するような取組ができれば最高ですが、ぼくみたいにサラリーマン出身のアーティストを集めてニューヨークで個展をするという野望もあります(笑) 

やりたい事だらけですが、まずは4年間、カルアーツでみっちり頑張ります。

それでは、良いアートライフを!

Pratt Institute(大学院)インテリアデザイン科合格 Karenさん

 

 

Karenさん

 

 

2016年度

Pratt Institute 

Interior Design科 大学院入学

 

 

 

 

 

 留学を志し、受験を終えるまで振り返ってみてどうでしたか?

 

 NYの留学を決意するまでに、私は本当に長い間の葛藤がありました。世の中の流れに逆らって多くの人と違う道を進むのはとっても勇気のいることです。高校時代から海外のアートスクールには憧れがあったものの、当時は挑戦する勇気が出ず、日本の大学に進学しました。卒業間際に、これ以上この夢を先延ばしして、いつそれを叶えるの?と自分に問いかけたとき、自信を持って「何年後」と答えることができませんでした。一度社会に出て企業に就いてしまったら、途中で辞めてキャリアチェンジをするきっかけを作るのは、私の性格上なかなか難しいだろうなと。引き続き親や周りの大人たちを頼る生活にはなるけれど、今ほど挑戦するのにパーフェクトなタイミングはないな、と確信しました。併せて、色々な先輩や友達に相談を重ね、留学するなら英語を学びに行くのではなく、何か学問を学んできなさいとアドバイスされ、ずっと心のどこかで興味があったけど手が伸ばせずにいたアートやデザインの分野での留学を決めました。日本の大学では住宅建築をやっていたので、それに近いインテリアデザインなら私にも少し踏み込めるチャンスはあるかもしれないと思ったのです。

 

 留学先は?となったときに、頭にはNYしかなかったです。自分の興味のあるすべての分野の最先端といったら、NY以外に惹かれる都市はなかったです。日本にいるときから聞いたことのあった、FITやPARSONSに運よく入学できたらな~なんて軽い気持ちで、「ニューヨーク アート デザイン 留学」のような思い浮かんだキーワードを入れたときに出てきたのが、PI ART CENTERでした。何回もホームページをみて、ここに行けばその先の美大への入学の手掛かりがつかめるかもしれない!と思い、最初に担当の中沢さんにメールで沢山質問をしたのを覚えています。

 

 PIには9月に入学して翌年の1,2月に大学院の出願をしました。最初はAdvancedのクラスを受けていましたが、出願が終わった頃にちょうどセメスターが変わったので、Introのクラスに切り替えて、4月末まで通っていました。私は全てがギリギリだったので、お早めのご準備をお勧めします。笑

 

 それでも、決心してから長年の憧れを自分の手にすることは簡単なことではありません。心に決めても、越えなければいけない高い壁が幾つも幾つもありました。TOEFLのスコアを伸ばすこと、ポートフォリオを仕上げること、エッセイを書き上げること、やらなければいけないことは山積みだし、やり方もわからない。しかし、憧れはそう簡単には叶えられるものではないし、簡単にできてしまったら、それは「憧れ」という言葉ほどの大きさや重さは持たないのだと思います。目の前にあるものをひとつひとつクリアしていくことがこの壁を乗り越えるたった一つの方法だと、この受験生活を通して覚えました。

大都会ですから、毎日遊びに行く誘惑は多々あります。それでも今の自分の目標と向き合うこと、苦手なことでも勉強して克服すること、なぜ海外のアートスクールに進みたいのか、エッセイを書くにあたって自己分析みたいなことも改めてたくさんしました。

 

 TOEFLの点も上げなくてはいけなかったし、ポートフォリオのための作品も作らないといけなくて、不安で潰れそうになっていましたが、周りを見ると、同じ志を持った仲間がいて、みんなでその悩みや考えを共有できたので、乗り越えられたと思います。先生にもたくさん相談にのっていただいて、自分の進む先が見えてきました。自分一人では作品を増やすこともできなかったし、どこの学校に行ったらいいのかもわからなかったです。PIの先生のアドバイス、同級生と力を合わせ、目の前の自分のやらなければいけないことをひたすら消化し、当初は考えてもいなかった大学院への入学を叶えることができました。PIなしでの今の生活は考えられないです。

 

 自分のやりたいこと、突き進んでいきたい方向をよく考えて、それでもやっぱり「留学」というワードが頭をよぎるなら、是非挑戦してもらいたいと思います。挑戦してみて得るものは大きいし、挑戦せずに後悔するのは自分で可能性を狭めてしまっているようでもったいないです。まだ、私も道の途中で、これからも越えなければいけない壁は沢山立ちはだかっていますが、こうして夢に突き進む仲間がまた一人二人と増えたら嬉しいです。

 

 

.今、大学ではどのようなことをしていますか?

 

  現在、Pratt InstituteでInterior Design MFAを専攻していて、最初の1学期が終わったところです。

私のプログラムでは、デザインのバックグラウンドがなかったり、私のように少しバックグラウンドがある人でも勉強することができて、3年のプログラムになります。スタジオのクラスが週2回あり、その他にヒストリー、カラーセオリー、マテリアルなどの授業などがあります。最初のスタジオのクラスでは、空間デザインの前に、2D、3Dのエクササイズがありました。粘土やワイヤーを使って、工作をし、インテリアデザインというよりfine artに近い課題でした。セメスターの後半ではpublic spaceにおくpavilionの設計や、apartmentの設計をすることができて、ようやくインテリアデザインの勉強をしているという実感が湧いてきたところです。

 

 今思えば、PIで受けていた授業はすべて大学院にいく予行演習だったなと思います。作品を作って、それを講評してもらって、それを修正して次週にまた持ってくる。この繰り返しで大学院のスタジオのクラスも進んでいきます。自分のアイディアを形にすることも難しいし、それをまた英語で説明することも簡単なことではないです。PIでは日本人の先生のアドバイスを借りながら、アメリカ人の先生の授業に臨めるので、そのバランスが良かったかなとおもいます。PIでそのスタイルに慣れていたせいか、現在大学院に入ってから教授とのコミュニケーションで悩んだことはあまりないです。PIでの学校生活は、出願準備だけでなく、その後の大学院の授業にもつながる、最高の準備段階でした。

FIT グラフィックデザイン科合格

Ayakoさん

 

2016年度

Fashion Institute of Technology (FIT)

Graphic Design科 入学

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

クイーンズで、姉と一緒に2ベッドルームのアパートを借りています。

  

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

ニューヨークに来たばかりの時に、日本人のブローカーに紹介してもらい、小さめの安くて綺麗なアパートを見つけました。その後、アパートのオーナーに広めの家をお願いして数回引越し、現在の2ベッドルームのアパートに住んでいます。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

ニューヨークには約6年程住んでいますが、自分の努力次第で何でもできる、楽しくて住みやすいところだと思います。

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

ニューヨークは、とても刺激のある場所だと思います。6年前、何の目的もなくニューヨークに来てただただ英語を勉強していましたが、やりたい事を見つけ、今まで忙しいながらも楽しく色々な事に挑戦してきました。悪い点は、交通機関の不正確さだと思います。電車が遅れたり止まったりするのは日常茶飯事です。

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

アドバンスコースを取っていた時は、授業が毎日午後遅くからありました。朝から授業までの空き時間にTOEFLの勉強をしたり、授業のプロジェクトの続きをしたりしていました。

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

P.I. ART CENTERには長い間在籍していましたが、初めの数年はレギュラーアートコースを取っていました。大学進学を決めた時にアドバンスコースに移り、半年間ほどアドバンスコースでポートフォリオ作成を手伝ってもらいました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

語学留学の為にニューヨークに来て、基本の英語が話せるようになったあと、興味のあったアートを勉強できる学校を探していてP.I. ART CENTERを見つけました。レギュラーアートコースでたくさんの刺激を受け、講師の先生方からもたくさんの話が聞けて、大学進学を考えるようになりました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

ポートフォリオの為の作品を完成させていくために、とにかく忙しい日々を過ごしていました。授業外でも作品作成の続きをしなければ間に合わず、空いている時間を見つけては学校に足を運んで作成の続きをしました。他の生徒も同様に作品作りのため学校に集まるので、作業の為のスペースを見つけるのが難しいことが時々ありました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

P.I. ART CENTERに通い始めるまでドローイングやペインティングの経験が全くなかったので、講師の先生方に手取り足取り教えてもらいました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

受験を始めるまでにすでに5年程ニューヨークに住んでいたため、英語には慣れていたのですが、TOEFLの勉強は予想外に難しく悪戦苦闘しました。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような授業を受け、ポートフォリオを作っていきましたか? また、役に立ちましたか?

ドローイング、ペインティング、スカルプチャー、デジタルアートのクラスを取りました。どのクラスも少人数で、講師の先生方がとても丁寧に教えてくれました。私のポートフォリオに必要な作品を、個別で先生方と相談しながら進めていく事ができて、本当に役立ちました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

皆言うように、TOEFLは誰もが通る難関です。何よりも先に、TOEFLの準備を始めるのが合格への近道だと思います!

 

·  また、今までにAyakoさんは1学期 FITで学んで、どのように感じましたか?

ずっとやりたかったデザインの勉強を始めて、課題をこなすのに毎日とても忙しかったですが、それ以上にとても楽しく感じました。

PCA (大学院)ファッションデザイン科合格

SHOさん

 

 

2016年度

Paris College of Art

Fashion Design科 大学院入学

 

 

 

 

僕がPIARTCenterに通うことになったきっかけは留学相談Centerの方のアドバイスをいただいたことからです。ファッションデザイン学校を卒業して語学勉強、ファッションデザインをさらに学びたくNY留学を希望していました。進学に関しては何も知識がなく、何から始めていいのかさえわからないという状況でした。その状況を説明したところご紹介していただいたのが’PIARTCenterでした。英語が全くできなかった自分が進路を決めることができたのは親身になって相談に乗ってくれるPIの日本人スタッフの方々のおかげです。2015、7月から通い始め、とにかく半年間は英語の勉強に集中して、朝から夜まで黙々と英語に励みました。大学院進学希望だったので、必須の語学レベルが高く、一から語学勉強を始めた自分には1月の受験締め切りという期間がとても短く、語学勉強にはあまりにも短すぎる時間でした。語学勉強のためにも一年先延ばしにして受験しようと決めかけていた時に、ポートフォリオを見ていただいたのが今のParis College of Artの教授でした。

作品が良いから受験してみたらどうか?という一言を受けて一年先の受験練習も兼ねて受けてみようと受験用の作品作りと、できる限りの英語の高得点を提出できるように短期間で受験に挑戦しました。

 

結果的に語学点数は半分程度の成績のまま受験したのですが、無事合格、さらには奨学金までいただくことができました。

 

自分の経験から何かアドバイスができるとしたら、楽しみながら受験をして欲しいということです!

語学点数やポートフォリオ制作、やることは本当にたくさんでいっぱいいっぱいになるのは避けられないのですが、PIARTCenterには同じ志を持った仲間がたくさんいます。ともに過ごした怒涛の日々は本当に大切な、留学生活の一つです。進学までの準備期間、なんていう気持ちで通い始めたPIだったのですが、本当に学ぶことがたくさんで、とても成長させていただきました。何より、励ましあって、喜びを分かち合って、共に夢に向かって切磋琢磨し合える仲間ができた事、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

 

これから進学を考えている皆さん、もしかすると自分のようなミラクルが起きるかもしれないので、、前向きに楽しみながら挑戦してほしいです!進学を志た時点で、今やっていること全て自分達の夢に向かって進んでいます。これも、PIARTCenterで学んだことです!

 

本当にたくさんの教えをいただき本当にありがとうございました!

PIARTCenterが与えてくれた大学生活を目一杯楽しんで、さらに成長したいと思います

 

 

NYSID(大学院)インテリアデザイン科 合格  SHOKOさん

SHOKOさん

 

2016年度

New York School of Interior Design

INTERIOR DESIGN科 大学院入学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今の世の中、どこへ行ったって安全な道なんてないんだよ。だったら今、自分の行きたいところへ行って、自分のしたいことをしたほうがいい。腹をくくってね。」

あれは2014年の2月4日。その日付けた日記にはThe memorial day in my lifeと題してある。以前ホストファミリーとして受け入れたアメリカ人と、そのプログラムの担当者と5年ぶりの再会を祝した晩だった。東大を中退し、映画監督になるためにアメリカに飛び立ったという担当者の彼は、私に言った。

当時私は大学4年生になる前の春休みで、学期開けから1年間の休学を控えていた。インテリアデザイン学校に留学する予定で、一応受験にも合格していた。インテリアデザインを学ぶことは本望だったが、休学自体は就職活動が有利に働く為の打算的計画だった。かといって、将来インテリアデザインを職にすると決めているわけでもなく、すべては中途半端に、周りの風潮に流されていた時だった。そんな私を見抜いたのか、彼は最後に「腹をくくってね。」と付け足したのかもしれない。そしてその一言は、見事に私の心に突き刺さった。

「今したいこと(インテリアデザインを学ぶこと)に腹をくくろう。」そう決意した私は、休学を取り止め、大学を卒業してから学資がもらえる学校に通いなおすことにした。それからは、お金のこと、ビザの申請、学校のリサーチ、年齢やキャリアについて、恋人や家族などたくさんのことが私の意志を振るいにかけてきた。一つ一つを乗り越えるごとに、不思議と覚悟も強まった。たくさんの学校の中で、プログラム内容・学習環境・学習期間・経済面を基準に、条件を満たした大学が一つだけあった。その学校のプログラムだけを目指して、私は受験準備の為にニューヨークに飛び立った。ところが、P.I. Art Centerに通い始めて一番初めに知ったのは、わたしが行きたかった学科が今年度からなくなっていたことだった。大学側がWEBサイト等、情報を更新していなかった。出発前に見送ってくれた人たち顔を浮かべると、そう簡単に帰るわけにもいかない。途方にくれた私に、P.I.のスタッフが他の進路を勧めてくれた。大学院も視野にいれられることがわかり、その日から、英語やポートフォリオの作成に励んだ。英語の学習とポートフォリオの作成の同時進行は大変ではあったが、先生やP.I.スタッフのサポートのおかげで進むことができた。そして誰よりも同じ志を持った仲間たちは、とても心強い存在だった。またデザインやアートの勉強をしたことがない私にとって、デザイン、美術学校に通ったことがある学生との交流はとても勉強になった。こうして、たくさんの幸運と、出会いと、激励のおかげで志願していた大学院が決まった。アメリカンドリームをうたうニューヨークでは、ここにいる限り勝手に夢が叶うと思っていた。しかし他人を圧倒できるほど美しい景色の内側には、たくさんの葛藤と努力と溢れんばかりのエネルギーが詰まっている。

“Where there is a will, there is a way”. ( 強い意志があれば、必ず道がある。) これからも、自分の目標に向かって真っ直ぐに突き進みたい。

SVA(大学院) ファインアート合格 Sayaさん

Sayaさん

 

2016年度

SCHOOL OF VISUAL ARTS

MFA Fine Art学部入学

 

Question1

· 今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

マンハッタンイーストビレッジにアパートを借りています。ルームシェアなどはしていないです。


· また、どのように今の住まいを探しましたか?

当時はニューヨークに来たばかりで右も左も分からない状態だったので、地道にStreetEasyというサイトで見つけた物件を一軒一軒見せて貰い、今の所を探しました。

 

· ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

日本は東京出身ですが、そこまで変わらないという印象です。着いたばかりの頃(約2年前)はどこもかしこも見覚えがなく、悪いところばかり見えてきて不安しかありませんでしたが、さすがに2年も経つと特にマンハッタンはよく練り歩きましたので最早庭のような感覚です。むしろ東京よりも地図は分かりやすく、歩いているだけで楽しいので飽きません。

 

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

地下鉄がいくら乗り継いでも一定料金なところは本当に助かります。人間の適当さは、良くも悪くもありますが私は割と好きです。

悪い点はとにかく街が不衛生なところと、物価の高さです。あと地下鉄の気まぐれさには未だに予定を狂わされます。基本的に信用できる交通手段は己の足のみです。

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

授業のある日は基本的にずっとPIにいてポートフォリオ作りをしていました。1日何も授業が入っていない日などはギャラリーを見に行ったり、適当に街を歩いたりしました。

 

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2015年の5月頃から、約1年間お世話になりました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

アメリカへ留学へ行きたいとは卒業前からずっと考えていたので、日本の美大を卒業後すぐにニューヨークへ来ました。

PIは大学院へのポートフォリオ制作についてどうしようか、インターネットで検索したときに一番にヒットしたので知りました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

入学してすぐは周りに大学院進学を目指す生徒があまりおらず、不安もありましたが、時が経つにつれスタジオに生徒も増え、ともに頑張る仲間がいることでとても勇気づけられました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

作品作り、エッセイを中心に大学院受験に向けて準備していました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

作品は勿論ですが、何よりエッセイが一番時間がかかったと思います。日本語でも苦労するものを、違う言語で如何に自分の思っている通りに伝えることができるか、多くの先生に手伝って頂き完成させることができました。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

大学院を卒業し今アメリカで成功されているアーティストの先生や、同じ夢を持つ友達、たくさんのコネクションを作ることができ、情報交換や大学院のオープンスタジオ、ギャラリーなどに共に足を運んだりしました。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

PIでのアメリカ人の先生とのマンツーマンのセッションがかなり英語の勉強になりました。

 

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?-

 海外で、しかも受験をするとなると不安もたくさんあると思いますが、得るものは確実にたくさんあります。頑張ってください!

FIT ファッションデザイン科合格 Shiyiさん

Shiyiさん

 

2016年度

Fashion institute of technology (FIT)

fashion design学部入学

 

 

 

 

 

· 今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

今は2人暮らしをしています。シェアハウスのの時は一軒家で13人ぐらいで住んでいました。

  

· また、どのように今の住まいを探しましたか?

アメリカのお部屋探しのアプリで探しました。(truilaとzillowっていうアプリです) シェアハウスの時はmixbの掲示板で探しました。

 

· ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

ニューヨークのはエネルギーがたくさん集まっているところだとおもっています。面白い人がたくさんいて、それぞれの自分の夢を追いかけてに来てニューヨークにいる人がたくさんいます。

 

· 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

ニューヨークはいろんな人が集まるところなので、楽しい出会いがたくさんあります。悪い点と言えば安全面です、特に女の子はあんまり夜中歩き回らないように!地域にもよりますが。。

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

入学したのは2014年の8月です、1年半ぐらいpiにお世話になっていました。

 

· なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

高校3年生の頃、友達が持っていた留学雑誌があって、ずっと前から将来海外でファッションを勉強したいと思っていて、たまたまP.Iの広告を見つけて、このきっかけでしりました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

P.I を通っている時はほぼ学校と家の往復でした。 あとTOEFLの勉強や、creditを取るためのCommunity Collegeにも同時に通っていました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

ポートフォリオの作成や、英語の勉強をしました。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

TOFELとポートフォリオでした。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

実際FITやPARSONSの学校に通っていた教師がポートフォリオ作成の指導をしてくれたので、とても貴重なアドバイスをいっぱい頂きました。ポートフォリオ以外にもアプリケーション申請の流れや、Essayの書き方のこつやいろいろ教えてくれました。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

 アメリカのドラマをひたすら見て、字幕を音読したり、英文をコピーしてそこから色々学ぶ訓練をしました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

慣れてないアメリカで言葉も通じないのも多いので、申請やアプリケーションを何事も早く準備をするのがオススメです。

 

ART CENTER イラストレーション科合格 MINAKOさん

MINAKOさん

 

2016年度

ART CENTER College of Design

ILLUSTRATION学部入学

 

 

 

 

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

クイーンズでルームシェアのアパートに暮らしています。

  

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

友達の紹介で、今のルームメイトと知り合い、運良く部屋が空いたので入りました。

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

クリエイティブな人達がたくさんいて忙しい町。刺激がたくさんあって面白いです。

 

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

良い点はエネルギーがある人達にたくさん会えること。自然と積極的になれました。悪い点は日本の綺麗さと比べると最初は駅や公共施設の汚さです。生活費も高いです。

 

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

来た当初は午前中にTOEFLのクラス、終わってからはアドバンスのアートクラスでポートフォリオ制作と、1日中学校にいる感じでした。アプライが終わってからは、イントロクラスに切り替えて今は授業は週2回です。

 

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

2015年の5月から約1年間です。

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

高校生の頃から、アメリカ留学を目標にしていました。日本の服飾専門学校を卒業後、デザイナーとして活動していたのですが、その時に海外の方と関わる機会が多く、やはりアメリカでアート&デザインを学びたいと思い一念発起してNYに来ました。 P.I art centerは、インターネットで見つけました。当時は大学受験に関して何も知らないに等しい状態だったので、サポート体制や日本人のディレクターさんがいることに魅力を感じP.Iに決めました。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

NYに来た当初は、英語はほぼ出来ない状態で、TOEFLが何よりも不安でした。最初の4ヶ月くらいはTOEFLクラスとアートクラスを両方とり、朝から夕方まではTOEFLの勉強、その後はアートクラスというスケジュールでした。

1日中学校にいる生活でしたが、おかげで友達も増え、勉強もアートも一緒に頑張れたので、充実した時間になりました。TOEFLクラスが終わってからは、参考書を買い、自宅で勉強していました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

主にドローイング、ペインティング、グラフィックのクラスをとっていました。 アートクラスの先生方はとても優しく親身で、作品製作だけでなく、大学受験に向けての様々なことについてサポートしてくれました。本当に感謝しています。P.Iでアートを学び、今までやったことのない表現方法などにも挑戦できました。また、英語でのプレゼンの機会もあり、今後の大学生活に向けての練習にもなりとても良かったと思います。

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

1番苦労したのはTOEFLです。
TOEFLは想像以上に難しく、途中点数が伸びず苦しんだ時期がありました。
私は先にポートフォリオを第一志望の大学に提出し、その後集中的にTOEFLを勉強しましたが、結果的にdeadlineから少し遅れてしまい、大学側にスコアを待ってもらう事になってしまったので、もっと早く集中的に勉強すべきだったなと思いました。特に学部受験はTOEFLが必須なので、早めの対策をした方が良いかと思います!

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

同じ目標に向かって頑張っている友達がたくさんできる事が何よりも良かったです。志の強い人達と一緒に刺激しあいながらポートフォリオ製作できた時間は本当に楽しかったです。モチベーションも最後まで下がらずに突き進む事ができました。受験に向けてのすべてを1人では辛いですがみんなと刺激しあいながらできる事が学校に通う利点かなと思います。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

初期の4ヶ月はP.I. Art Center付属のLDMに通っていました。英語での授業+ネイティヴの先生の授業もあるのでとても為になりました。

LDMが終わってからは、本番と同様にパソコンで受けられる過去問を買い、自宅でひたすら解き続けました。TOEFLの基盤やコツをLDMで教えてもらえたので、その後の独学の勉強法や時間配分などが組み立てやすかったです。

 

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

もし、海外留学で迷っているならば、先ずはアメリカに来てしまった方が良いかと思います!海外での経験を経て、自分の目標に沿って行動すれば自ずと何か見えてくるものだと感じました。留学に関しては不安も大きいし、その他色々と悩むかと思いますが、最初の一歩を踏み出せば、色々と分かってきますし、考えてもみなかった解決策があったりもします。私も日本で就職し、長く秘めてきた留学という目標について悩んだのちの決断でしたが、当時の悩みがあってこそ、今の幸せを実感しています。

SVA イラストレーション科合格 Eriさん

ERiさん

 

2016年度

School of visual arts

illustration学部入学

 

 

 

 

 

 

 

·       今、どのような暮らしをしていますか?(ルームシェア等)

 

以前はルームシェアをしていましたが、現在は一人暮らしをしています。

 

 

·       また、どのように今の住まいを探しましたか?

 

ルームシェアの家はAdd7というウェブサイトで、現在の住まいは日系の不動産屋に依頼をして探しました。

 

 

·       ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

 

いろんな顔を持った素敵な街だなぁと思います。同じニューヨークなのに、電車に乗って数駅先の改札を出るだけで、そこにはさっきまでいた場所とは全然違う雰囲気が流れているんです。緑の多い公園と高層ビル郡が隣り合っていたり、英語以外の看板がずらっと並んでいる異国情緒たっぷりなエリアがあったり、混雑したせわしい通りを抜ければ静かな川岸に着いたり、散策し甲斐のある街です。飽きる気配が全くありません。一つのものに固執していない、多様性を持ったこの街が、すごく魅力的だと思います。

 

 

·       生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 

まず、非常に便利です。電車でどこにでも行けるし、Wi-Fi完備のカフェやレストランがあちらこちらにあるし、日系のスーパーや病院、レストランや美容室にも行けるし、生活の中で特に不自由さは感じません。それから、多様な人種が混在している街ですので、外国人として悪目立ちしないところです。英語にアクセントがあって当たり前、バックグラウンドが違って当たり前という街のおおらかさが心地良いので、それが今の精神的に安定した生活に繋がっているんだと思います。

 

逆に、悪い点とまでは言わないのですが、常に日本の食べ物や商品を手に入れる機会に恵まれている分、 "The America感" は正直なところ薄れると思います。以前は日本人もほとんどいない、日本の物なんて手に入らない、そして車が主な交通手段という田舎の州にいたため、ニューヨークに来た当初はそう思わざるを得ず、かなり拍子抜けしてしまいました。日本から直接来られる方にとっては、ホームシックになりにくそうだから良いのかな?と思いますし、まさにアメリカンな生活を望まれている方にとっては、選ぶべき留学先はニューヨークではないのかもなとも思います。

 

 

·       P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 

クラスは基本的に毎日午後4時〜8時まででした。朝もしくはお昼過ぎからP.I.に行き、課題に取り組むことが多かったです。作品作りに追われている時期は、一日中P.I.で過ごすことが多かったですね。前述の通り授業は夜からでしたが、朝からP来て頑張るクラスメイトが沢山いました。一緒にお昼を食べたり、カフェで息抜きをしたり、作品について意見を聞いたりして、忙しいスケジュールの中でも自分としては楽しく過ごせていました。そういった仲間の支えには心から感謝しています!

 

 

Question 2 受験を終えて

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

 

2015年の1月に入学しました。1+3プログラム (SVAに行きたい方にとっては利点いっぱいのコースです!)を取ったため、約1年間いました。

 

 

·   なぜ留学を志しましたか?P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

 

絵描きや物作りは子供の頃から好きでしたが、やはりそれをただの趣味として終わらせることなく、将来の仕事に繋げたいと一念発起したのがきっかけです。一度あるアメリカの美大で6週間のクラスを体験したのですが、知識豊富な教授兼現役アーティスト、同じ目標に向かって切磋琢磨し合える仲間、最新の設備に恵まれている美大ならではの環境がとても魅力的で、当時通っていた大学を辞めて美大進学を目指したいと思いました。インターネットでP.I.の存在を知り、ここなら美術初心者の私でもサポートしてくれそうだなと思い、入学を決意しました。

 

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

授業が終わるのが基本的に夜で、帰宅が毎日遅かったので、不規則な生活にならないように気をつけました。健康でいることが全ての資本だと思うので、食生活や体調管理には気を配りました。掃除、洗濯、料理等は、時間のある午前中や週末にまとめて終わらせて、夜帰宅してからやらねばならないことをなるべく減らすようにしていました。生活の中で不満だった面としては、当時はルームシェアをしていたので、キッチンやバスルームが思ったように使えなかったり、家に帰っても完全にリラックスできなかったことです。ただ、日本にいればルームシェアをする機会がなかなか無いと思うので、ニューヨークならではの経験だと割り切って、前向きに捉えるようにしていました。

 

 

·   P.I. ARTCENTERではどのような事をしましたか?

 

1年間を通して、ペインティング、ドローイング、スカルプチャー、グラフィックデザインのクラスを取りました。絵の具にゴツゴツした素材を混ぜてペインティングしたり、紙ではなくTシャツをキャンバスにドローイングしたり、扱いが難しい素材を扱ったスカルプチャー作りに挑戦したりと、斬新で興味深いことをたくさん体験することができました。P.I.でお会いする先生方は、お一人お一人本当に素晴らしいです。型にはまったような授業ではなく、毎回新鮮で興味の湧く指導をしてくださいます。外に出てギャラリーを巡ったり、公園でスケッチをしたりなど、アクティブな授業も大好きでした。どれも参加型で実践編のクラスばかりでしたので、P.I.を終える頃には作品が沢山完成しました。

 

 

·   また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

 

ポートフォリオ作りとか、TOEFLの問題とか以前に、志望校をなかなか定められなかったことです。イラストレーション学科というのは元々決めていたのですが、せっかくだからその分野に強くて教育の質の高い美大に行きたいという思いから、学校リサーチをすればするほど分からなくなってしまいました。学校によってポートフォリオの必須条件が異なるので、早く志望校を定めてそこに向けたポートフォリオ作りに専念したかったのですが、フラフラと迷っていた時期が長くて焦りました。例えば締め切り間際になって、こんないい学校があったんだ、ここにも出願したかった、などと後悔したくなかったのです。時間はかかりましたが、イラストレーション学科のある大学を、アメリカに限らず各国片っ端から調べ上げました。P.I.のスタッフの方々や、先生方にも何度となく相談に乗って頂きました。そういうプロセスを経て、自分で納得した上でSVAに決めることができて、今はとても満足しています。

 

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

現役のアーティストや美大講師による、リアルな英語での授業です。アートというと、ただキャンバスに向かって絵を描いて、言葉なんてあまりいらないんじゃないかと思われがちですが、そんなことは決してありません。例えば、作品を作っていると先生が横に来て、直すべきところを早口でまくしたてることがあったり、それに対して何か自分が思うことがあるのなら、黙っていないで言葉にして伝えねばなりません。作品を作って、はい終わり、ではないんです。皆の作品を壁に並べたと思ったら、自分の作品についてどう思うか、他人の作品の良い点と悪い点、気付くことは何かなど、批評をし合う場が設けられます。アートについて英語で意見を述べる練習の機会を与えてもらえたのは、これからSVAに進学した際に必ず強みになると思っています。

 

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

 

まとまった時間机に向かって鉛筆を動かすこと "以外" の勉強方法を実践していました。朝起きた瞬間から、ラジオをかけるなり、リスニング用のCDを流すなりして支度を始めます。日中は隙間時間を見つけては、好きな英文記事を読んだり、podcastを聞いたり等。息抜きには洋楽を聞いたり、アメリカ人が投稿したYoutubeビデオを見たり(アメリカ英語が学びたかったので)、英語で日記をつけたり独り言を言ってみたり。そして、夜眠りに落ちる瞬間まで、教材に付属のCDやpodcastを聞くんです。付箋に覚えたい英単語やフレーズを書いて、家中の目につく箇所に貼って、そこを通る度に見るようにしていました。洗面所にも沢山貼って、歯を磨く際や髪を乾かす間にも、見て声に出して暗記。覚えたらどんどん新しいのと交換。こういうことを繰り返して、苦痛を感じることなく、気付いたら勉強してたという状況に自分を置いていました。

 

それから、今日は単語だけに集中するとか、リスニングだけやろうとか、一つに絞らずにどの分野も毎日満遍なく勉強した方が絶対に特です。なぜなら、全ての分野がそれぞれ繋がっているからです。リーディングの教材からライティングに使えそうなフレーズを見つけられることもありますし、スピーキングを強化すれば、面白いことにリスニングもかなり上がります。TOEFLではどれか一つの分野が欠けていると、総合点で見たときにかなり足を引っ張ることになりますので、バランス良く勉強するのが一番効率が良いのではないでしょうか。

 

P.I.ではアートだけでなく、TOEFLのクラスも受けることができます。英語の勉強をどこから始めたら良いか分からない方はまずそこから始めてみて、コツが掴めてきたら独学に切り替えるのも一つの手だと思いますよ。

 

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

 

美術初心者だし美大なんて夢の夢。。。と思われている方、この日本語訛りの英語でどうやって生活していくの。。。と不安しかない方、お気持ち深くお察しいたします。誰にでも、何事に置いても、最初の瞬間ってありますよね。これまで自分が何をしてこようと、今現在自分が何をしていようと、いくつ歳を重ねていようと、新しいことを始めるタイミングって絶対に制限されるべきではないと思うんです。私事になりますが、これまでに大学を2回辞め、世間では就職するべき年齢になってから美大進学を決断しました。迷ってるぐらいならまずはやってみればいいとは言うものの、もちろん留学にはそれなりの費用がかかりますし、国をまたぐからにはそれなりの覚悟も必要だと思いますし、日本に残して行く家族や親戚や友達のことが気がかりでしょうがない気持ちも痛いほど分かります。ただ、もし状況が許されるのであれば、ぜひ行動に移されることを身をもっておすすめします。自分自身に限らず、これまでP.I.で出会ってきた沢山の仲間もそうであるように、最後はみんないい顔して卒業しています。ぜひその "最初の瞬間" をここニューヨークで、そしてP.I Art Centerで始めてみられてはいかがですか?それでは、一大決心をされた際には、お気をつけていらしてくださいね!

Pratt Institute(大学院)合格 Kazuhaさん

Kazuhaさん

2016年度

Pratt Institute

Communication Design大学院入学

 

 

 

 

 

2015年の5月から1年間PIで大学院入学の準備をして無事2016年度fallの大学院へ合格することができたのですが、1年間を通して最も苦労したことはやはりTOEFLのスコアを上げることでした。私はもともと海外への興味が昔から強く、日本の大学の在学中に夏休みなどを利用してなんども短期留学をしていて英語にもだいぶ自信があったのですが、初めてTOEFLを受けたときには半分以下のスコアしか取ることができませんでした。授業の取り方としては5月から5ヶ月間、PIの1プラス3のアートコースと並行して付属のTOEFLのコースを5ヶ月間受講していました。朝9時から夕方の4時頃までは英語のクラス、夕方5時から9時までアートのクラスだったので最初の1週間は英語とアートクラスの両立が難しく毎日ヘトヘトになりながら家路についていましたが、TOEFLの点数をどうしても早く取りたかったので5ヶ月間出来る限り移動時間なども使いながら勉強に専念しました。美術に関しては、日本の美大を卒業していたので基本的な絵の描き方、パソコンのソフトなど知識と経験はあったのでただ黙々と提出するポートフォリオを作っていたという感じでした。結局、TOEFLの点数が80点を超えた12月初旬から集中して作品づくりに専念できた感じなのでかなり急ピッチで進めることになってしまいました。これから受験を考えている人は、とにかくできるだけ早くからTOEFLの勉強を始めた方が後々から楽なので是非思い立ったらすぐ勉強を始めることを強くお勧めします。周りの人や私の経験ではTOEFLの点数を上げるにはある程度の勉強期間が必要で、逆に言えば全く英語ができない人でも時間をかければ必ず点数は上がるテストだと思います。

 PIへ入学前は学校に馴染めるか不安だったのですが、オフィスの方々はとてもフレンドリーで気兼ねなく様々な質問をすることができてとてもアットホームで居心地が良く、また周りの生徒たちもやる気のある人たちが多くみんなで刺激し合いながら作業ができてとても良い環境だったと思います。先生達も個性的で熱心な先生ばかりで授業にも楽しく参加させていただきました。

Cal Arts キャラクターアニメーション科合格 Seaくん

Seaくん

 

2016年度

Cal Arts (California Institute of the Arts)

Character Animation 入学

 

 

 

 

∙ 今、どのような暮らしをしていますか? (ルームシェア等)

 

今はルームシェアで住んでいます。

 

∙ また、どのように今の住まいを探しましたか?

 

Mixbの掲示板です。

 

∙ ニューヨークに初めて住んでみて、数ヶ月が経った今、ニューヨークの印象を教えてください。

 

本当に色々なバックグラウンドを持った人達がいるなぁ、と言うのが一番の感想です。

そして、人も街もとてもエネルギーに溢れているのでいつも刺激されます。

 

∙ 生活の中でニューヨークならではの良い点と悪い点を教えてください。

 

ニューヨークの良い点は身の周りの環境です。画材や美術館、ギャラリーなどもフラッと行けるので、デザインやアートを勉強している方、そういった業界に勤めている方などはとても良い環境だと思います。地下鉄の壁にちょっとした遊びが施されている所など、街を歩いているだけでも常にインスピレーションに囲まれている様な気がします。

 

悪い点は、生活費の高さだと思います。例えば、画材などももちろん高いので、必要な画材が買いにくかったりしました。

 

P.I.Art Centerに通っている間の生活スケジュールなどはどのようでしたか?

 

P.Iでは週に4つのクラスを取っていました。ほとんどの授業が午後からだったので午前中はTOEFLの勉強をしていました。

 

 

∙ P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

 

P.iには5月から1年後の4月中旬まで通っていました。

 

∙ なぜ留学を志しましたか? P.I. ARTCENTERを知ったきっかけは何ですか?

 

元々、ピクサーが大好きで将来はアニメーション映画を作りたいと思っていました。その頃、叔母がCalArtsと言う大学を教えてくれ、出願の事など色々調べ始めたのがP.iを知ったきっかけです。

 

∙ P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか? またその間、不安や不満などはありましたか?

 

午前から午後にかけてTOEFLの勉強をして、16時~20時まで学校といった流れでした。 ここに来た当初は、特に電車に苦労したのを覚えています。日本と違い時間通りには来ないし、路線やスケジュールもよく変わるので悩まされました。

 

∙ PI ARTCENTERではどのような事をしましたか?

 

P.iでは4つのクラスを取っていましたが、特にCalArtsの先生だった方が教えていたdrawingの授業が印象に残っています。志望校がそこだったと言うのもあり、毎週スケッチブックを持って行きアドバイスを頂いていました。ポートフォリオの製作やエッセイの準備も手伝って貰い、とても感謝しています。

 

∙ また、受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

 

TOEFLです。これは日本でも勉強していたのですが、結局目標の点数を取るのに1年ほどかかりました。

 

∙ P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

先生方も大学に勤めている方や、学校に対する知識が豊富な方が多かったので出願に関

しての相談やポートフォリオの製作など、たくさんの事が相談できとても助かりました。

 

∙ 英語はどのようにして勉強しましたか?

 

英語はTOEFLの対策をメインにやっていました。また、話す力も上げる為に出来るだけ英語を喋るように心がけていました。

 

∙これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか?

 

少しでも留学したいと言う気持ちがあったら、まず来てみてください! 色々苦労する事があると思いますが、確実に成長できるチャンスだと思います!