Brooklyn College ファインアート科 大学院合格 Azukiさん

IMG_8375.JPG

Azukiさん

 

2017年度

Brooklyn College

大学院 Fine Art科 入学

 

 

 

 

·   P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらいの期間いましたか?

入学したのは2016年の夏頃です。 ポートフォリオ制作とTOEFLの授業を受けながら大学院への願書提出の準備をするために、翌年の2月まで通いました。その後一旦TOEFLだけに重点をおきたく、語学学校に通いました。そして11月に再びP.I に戻り、願書のためのポートフォリオ制作を2月まで指導してもらいました。

 

·   なぜ留学を志しましたか?

大学受験の頃から留学には興味があり、日本の美大に通いつつ短期留学などもしていました。自分の技術や表現力を養いながら経験したことのない様々な新しい刺激を得るためにはもっと広い視野で世界を観てみたかったからです。

 

·   P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでしたか?またその間、不安や不満などはありましたか?

午前から昼過ぎにかけてTOEFLの授業を受け、その後アートの授業まで英語の復習や予習をしたり、スタジオで制作を進めていたりしていました。

スタジオが24時間使えるので時間を気にせず夜遅くまで制作することが出来ました。不安は確かにありましたが、周りの仲間や先生たちのサポートもあり助けられながら乗り越えることが出来ました。

 

·   PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

大学院の願書提出に必要なポートフォリオ制作とそのアドバイスや指導を先生方から受けていました。P.I はとてもホーム感がある温かい場所でした。受験を控え焦りや不安もある中、周りはピリピリとした緊張感はなく、とても親しみやすいスタッフの方々や先生方のお陰で私も含め生徒たちは伸び伸びと制作することが出来たと思います。授業以外でも先生のスタジオに見学させてもらえたり、展示や美術館に連れて行ってもらいました。NYで活躍する現役のアーティスト方や美大講師から直接聞ける意見や体験はとても貴重な時間でした。

 

·   また、大学院に受験するにあたり、何に一番苦労しましたか? 

一番苦労したのは願書に必要なTOEFLの点数を取る事でした。元々英語はあまり得意な方ではない上に、NYに来るまでは一度もTOEFLを受けた事がなく、どんなものなのかさえも分からないところから始まったのでかなり時間をかけて苦労しました。しかし今となってはその時期は大学院で学ぶための基礎的な語学力を身につける上で大切な過程だったのだと思えます。

 

·   ポートフォリオを制作するのにどのくらいの期間が掛かりましたか?

日本の美大に通っていた頃からポートフォリオの制作はしていたのでそこに更に何点か新しい作品を加えるための制作とより良い見せ方を先生方の指導のもと約3ヶ月にわたり制作してきました。

 

·   P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

日本とは少し異なるポートフォリオの見せ方や授業の流れを教わりながら、いかに自分の作品を上手くプレゼンテーションしながらアピールしていくかということを学ぶ事が出来ました。また願書提出に必要な志望動機書も細部にわたりアドバイスや指導をしてくれました。先生からの推薦状も頂くことが出来てポートフォリオ制作だけではなく幅広い範囲でサポートしてもらいました。

 

·   英語はどのようにして勉強しましたか?

初めはP.I でTOEFLコースを受講し基礎を学んだ後、制作を一旦控え語学学校や個人授業で集中的に勉強しました。

 

·   これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

右も左も分からない言葉も通じない場所で新しく何かをスタートすることは簡単なことではありませんが、国境を越えた刺激的な同志や素晴らしい指導者の方々との出会いは人生の中でとても貴重な経験だと思います。少しでも留学に興味があるのならば不安がらず、是非とも積極的に行動に移してほしいと思います。

 

·   また、将来の目標や夢など教えてください!

今秋から始まる2年間の大学院生活ではNYでアートを学びながら自身の表現方法をより深く模索していきたいです。留学してからの経験が私の制作に大きな影響を与えてくれました。これからもそうあり続けると思います。日本人アーティストとして自分の作品を様々な場所でアウトプットしていけたらと思っています。

IMG_5152.jpg

Central Saint Martins - UAL ファッションデザイン科合格

 

YUHEIさん

2017年度

Central Saint Martins - UAL

Fashion Design科入学

 

 

 

 

 

 

 

· P.I. ART CENTERに入学したのは何時頃ですか? また、どのくらい の期間いましたか?

 

2016年の3月にP.I. ART CENTERに入学しました。 2017年の2月にUALにニューヨークでアプライし、3月まで在籍してい ました。

 

· なぜ留学を志しましたか?

 

高校を卒業した段階で、色々なことに興味がありすぎて、大学を決められず、とりあえず頭のいい人に囲まれていたら頭が良くなるだろうと思い、 2015年の7月まで浪人生をしていました。浪人中、偶然見たエディス リマンの2015年秋冬のサンローランのコレクションを見て、感動し、一緒に働きたいと思いました。まずは英語とファッションの基礎を学ぼうと思い、FITを受験するためにニューヨークに留学を決めました。

 

· P.I. ART CENTERに通っている間の生活の流れはどのような感じでし たか?またその間、不安や不満などはありましたか?

 

ファッションのクラスは金曜日に授業があったのでその後にギャラリーやMOMAによく行きました。 引きこもり気質で、週に一度はどこかに行こうと決めていましたが、とりあえずストランドブックストアに行き、ダウンタウンをぶらぶらするのがパターン化していました。 ニューヨークにいると歩いているだけで楽しいですが、物価が高いことが留学生を苦しめると思います。僕は卵とバナナが安いのでよく食べていました。

 

· PI ARTCENTERではどのような事をしましたか? また、P.I. Art Centerはどんなところでしたか?

 

ニューヨークに来てすぐに川西遼平さんに出会いました。出会ったその日にベッドフォードに連れて行ってもらい、その後も何度か話すうちに、セ ントラルセントマーチンズに行くべきだと感じました。 遼平さんの授業を受け、ポートフォリオを制作するはずのところ、週に一回意見をもらい、自由に自分の作品を作り上げて行くという形式のため、何をやったらいいのかが分からず、半年近くネットサーフィンをしてファッションやアートの知識だけを蓄えていました。とりあえず何か作らないといけなくなり、画用紙に切り貼りしていると、ビジュアルで伝えることの 難しさを知り、焦りからポートフォリオを作るようになりました。 PIの先生はフレンドリーなので、よく意見をもらい、色々なことを聞いて授業以外のこともサポートしてもらいました。あと、PIの生徒が作る学校の雰囲気は本当に面白くて最高でした。

 

· また、Ual:に受験するにあたり、何に一番苦労しましたか?

 

作品を見てもらえる時間が数分なので伝わらなかったら落ちることです。難しいことをやったほうが評価されるとかもなく、何をやったら良いとかもなく、作りたいものを作って、何かが伝われば受かると思います。僕はコンセプトを伝えるなら、コンセプチャルアートのやり方が一番だと 思い研究し、それらしいものを2つ作りました。 最初の半年は何を作ったらいいのかわからず、「伝えたいこと」を見つけ るためにネットサーフィンをして美術館に行って本物を見て楽しんでいましたが、10月になり作り始めると、「伝え方」が壊滅的でポートフォリオ作りの難しさを知りました。受験のためのポートフォリオは、「伝え方」を見せるものだと思います。

 

· ポートフォリオを制作するのにどのくらいの期間が掛かりましたか?

 

僕は11ヶ月かかりましたが、中には2ヶ月で作り、受かった人もいました。


· P.I.ART CENTERでは、実際にどのような事が役に立ちましたか?

 

遼平さんは個別に教えてくれ、その教え方はとても論理的でアドバイスが 的確なので、一人一人の個性が磨かれ、自分でデザインする力が身につき、 僕は自分のやりたいことが見つかりました。 また、授業外でもギャラリーに連れて行ってくれたり、シューティングを してくれたり、ご飯を食べに行ったりしてくれました。 遼平さんはLANDLORDのデザイナーで、性格、話すこと、作るものが一 貫しているので、近くにいるだけで勉強になりました。PIのおかげで遼平さんに会うことができ、合格するだけではなく、デザイナーになるための勉強ができました。これから大学で勉強しますが、何を勉強したいか分かっていることはとても大きいことだと思います。

 

· 英語はどのようにして勉強しましたか?

 

セントマはファウンデーション(一年生)の場合IEL TSのスコア5.0でよかったので形式を確認してスピーキングの練習をしたので取ることができ ました。

 

· これから留学を志す人へのアドバイスなどはありますか

 

僕はFITを受験するつもりでニューヨークに行きましたが、すぐにセントマに切り替えました。ファッションのシビアなところを知ったり、アートに熱中したり、たくさんの人に刺激を受け、自分自身が変化し続けました。 ロンドンへ行く準備のために日本に帰ってきて3ヶ月経ちますが、ファッションとアートへの熱は冷め ないです。ニューヨークに留学して、様々な人に出会うことができ、やりたいことが分かり、ファッションを好きになれたので本当によかったです。 自分自身は変化し成長できましたが、作品は一貫性のあるものを作りました。おそらくそっちの方が受かりやすいと思います。

 

· また、将来の目標や夢など教えてください! 

 

Felix Gonzalez-Torres のことを勉強したいです。 あと、Hedi Slimane に会いたいです。